昨日の東名高速の事故は何度見ても驚く。
かつてインターネットの動画サイトに投稿されていた岡山県での事故も似たタイプだったが、
高速道路での事故となるとより(精神的な意味での)衝撃が大きい。
これは完全に運である。
自分も高速道路を走っていてこうした事故に遭う可能性は否定できないが、
まず避けることは不可能なので、それを避けるためには「自動車に乗らない」以外にない。
もっとも、高速道路以外でも似た事故に遭うかもしれないし、
自動車に乗らずに徒歩や自動車で道を移動していても似た事故に遭うかもしれない。
たとえ外出を一切控えて死ぬまで引きこもったとしても、
数年前に町田市で起きた事故のように、飛行機が突然自宅に墜落してきて死ぬかもしれない。
そうした可能性をすべて排除するにはいますぐ自殺するしかないが、それは無駄な消耗の極致であり、何より悪だ。
やはり、人の生き死には運だ。
こう言うと怒る人もいるのかもしれないが、これは明らかな事実である。
努力や行動でコントロールできることもなくはないが、最終的な部分は運によって決せられることは誰にも否定できない。
バスの運転士や乗客が今回の事故に巻き込まれてしまったのは運が悪かったが、
他方で、バスが新しく丈夫だったのは運が良かったし、運転手がとっさに回避行動を行えた優秀なベテランだったのも運が良かった。
もしバスが旧型でもろかったり、運転手が並みの人間だったら、犠牲者が出ていたかもしれない。
努力で乗るバスや運転手を選べるわけではないので、これは運としか言えない。
このような事故は不幸だし、事故そのものとしては原因を調べる必要もあるが、
このような事故が起きてしまったことを怖がることにはあまり意味がない。
怖いのは確かだが、そう考えたところで今後起きる同様の事故を防ぐことは難しいからだ。
そうしたことに神経を使うのは、それこそ無駄な消耗である。
【今日のまとめ】
できるだけ左側を走ろうとは思った。というわけで。
- 2017/06/11(日) 21:04:11|
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