きのう恵比寿の美容室に行く用事があったため、その前に渋谷の「ちばから 渋谷道玄坂店」に行った。
先月にオープンした、千葉の二郎インスパイア系ラーメン店の支店だ。
連日並んでいると聞いていたので、開店する17時の30分前には店の前に行ったが、まだ誰もいなかった。
周辺をうろつき、念のため16時45分くらいには入口前に立っていると、開店直前には数人の客が後ろに並んでいた。
まだオープンしたばかりでノウハウがないのかもしれないが、
開店前の並び方についても掲示などで説明してくれると親切かなと感じた。
開店後すぐに入口で食券を買い、店員に食券を渡した後、指示があってから入店。
一番乗りなのでカウンターの一番奥の席だった。
ラーメンが出てきたのは17時8分頃。
17時に開店してから食券を買ったことを考えると、提供はなかなか早そうだ。
▲ラーメン(豚一切れ)・ニンニクネギ(890円)。
ネギのトッピングが特徴と聞いていたので、ニンニクの他にネギもお願いした。

インスパイア系の中でもかなり太めの平太麺はもちもちした食感が素晴らしく、かなりこだわっている感じがする。
特筆すべきはドロドロの乳化スープで、味そのものは違うが、そのドロドロ具合はかつて世田谷にあった「
二九」に匹敵する。
麺にどんどん絡んでいき、レンゲを使っていないのに、完食した頃には既にスープが丼の四分の一程度しか残っていなかったほどだ。
しかしその味は化学調味料が控えめで、味も濃すぎず、食べていて不快感がなかった。
そのスープにネギは意外なほどよく合い、名物トッピングとなっているのも納得がいく。
豚は一切れだがかなりしっかりしたもので、パサつきがなく食べごたえがあった。
オレはあまり二郎やインスパイア系の豚が好きではないので、一枚だけというのはかえって嬉しい。
オレはもともと二郎インスパイア系は二郎と違ってあまり好きではなく、
なぜ来たかというと、この「ちばから」は二郎で修行した方が開業した店だからなのだが、
やはり流行りでやっているその他大勢のインスパイア系と違い、二郎感を守りつつオリジナリティを発揮している素晴らしい一杯だった。
標準のラーメンで890円というのはやや割高な気もするが、道玄坂のこの立地では仕方ないだろうし、
このボリュームを考えれば個人的には充分納得できる。
千葉にはなかなか行ける機会がないが、渋谷なら行きやすいのでこれからも訪れたい。
【今日のまとめ】
周囲がラブホだらけで少し怖い。というわけで。
- 2017/06/09(金) 23:33:01|
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