数日前に、Twitterで「好きなものを頼んでいいと言ってきたのに、いざ自分が好きなフライドポテトを注文すると怒る上司」に関するツイートが話題になっていた。
そういう人間は何を注文しても結局説教するので、
どうせ絶対に怒られるのならば好きなフライドポテトを注文することは明らかに正解なのだが、それはどうでもいい。
その上司は本当に存在するのかということだ。
発信元と思われるツイートは、「そのような話があったそうです」という伝聞調になっていて、
そのいわゆる「元ネタ」となる話は、検索しても見付からない。
これは、震災の時に話題になった、
「避難所に送り届けられた生理用品を、不謹慎だとして返送した男性」と同じ類の話だと思われる
(あれは女性誌に書かれていた話だそうだが、
その男性を実際に目の当たりにしたという人は現在でもまだ見付かっていない)。
結局、いかにもそれらしい架空の人間をでっち上げ、
「こういう人間がいたら嫌だ」という話にして盛り上げたいのだろう。
フライドポテトの上司も、生理用品を返送した男性も、もし実在したら、オレも「死ね」としか思わない。
だが、いかにもいそうだとしても、それが架空の人間ならば、
自分の妄想で自分から苛立ちに行っているだけなので、無駄な消耗の極地であり、
それは緩やかな自殺であって、すなわち悪である。
いまの時代(と、つい枕詞のように使ってしまうが、実は原始時代でも鎌倉時代でも江戸時代でも同じことである)、
ただでさえランニングコストのような消耗が大きいので、無駄な消耗をしている余裕は誰しもない。
要するに、そんな人間は早く死ぬことになるのだ。
それを避けるには、架空の上司やおじさんで消耗している場合ではない。
【今日のまとめ】
オレならわさび巻を注文する。というわけで。
- 2017/06/01(木) 23:12:06|
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