最近、たまたま一年以上前のこのブログのエントリを数件見返す機会があったが、
見返して思ったのは、今のほうが以前よりも淡々と文章を書けるようになったということだ。
文章力が向上したというよりも、単に淡々と書けるようになった。
「淡々と」というのは、内容に文章が引きずられないということだ。
愉快な内容や怒りに満ちた内容であっても、常に一定の文体で書き続けることをオレは目標にしている。
まだそれは完成してはいないが、少なくとも以前よりは成長していることを実感できた。
常に淡々とした文章を書くのは、就職活動でスーツを着るようなものだ。
全員が同じような髪型で同じ服を着ているからこそ、その人間の内面が浮き彫りになる。
初対面の人間が金髪で派手な服装であれば、たとえ内気な人間でも強気に見えてしまうかもしれないが、
黒髪でスーツを着ていれば、そう簡単に誤魔化すことはできない。
それは文章においても近いものがあるとオレは思う。
淡々とした文章だからこそ、伝えたい内容が浮き彫りになるのだ。
オレの書くエントリは大した内容を持たないことも多いので、それは両刃の剣でもある。
内容が何もないという事実が浮き彫りになりかねないからだ。
だが、オレは同時並行的に、内容の充実したエントリを毎日書き続ける訓練も行っているつもりだ。
そちらはオレ自身の人間性にも関わってくる部分だからより難しいことだが、
それがうまくいけば、より納得のいくエントリを書けるようになるだろう。
【今日のまとめ】
淡々としている方が、後から読んだ時の気恥ずかしさも少ない。というわけで。
- 2017/05/16(火) 20:00:00|
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