テレビやネットのニュース記事を見ていて、「共謀罪」という単語が出てきた瞬間、
オレはテレビを消したりブラウザを閉じるようにしている。
「共謀罪」の法案はないからだ。
共謀罪は「テロ等準備罪」の構成要件に改められ、メディアがそれを知らないわけはないのだが、
「共謀罪」の方が不安を煽るのに適しているから、あえてそちらを使い続けるのだろう。
以前よく言われていた「戦争法案」もそうだが、
存在しないものをあたかも存在するように言うのは、自らの主張の説得力を低減させる効果しか有しない。
本人たちは気付かないのだろうが、はたから見れば、主張を通すために事実を捻じ曲げているようにしか見えないからだ。
ともすれば重大な人権侵害のおそれもあるテロ等準備罪に対して危惧感を抱き、法案に反対することがおかしいとは思わない。
だが、それを「共謀罪」と主張すればするほど、周囲からは「イロモノ」としてしか見られなくなってしまうということに、早く気付くべきだ。
当然、それは無駄な消耗だからだ。
【今日のまとめ】
今回もまとまった。というわけで。
- 2017/05/08(月) 21:01:59|
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