海外のクラウドファンディングで人気を集めていた、
一枚のカードにクレジットカードやポイントカードを集約できるガジェットを発表した会社が倒産し、
プロジェクトが頓挫したというニュースを目にした。
数年前にも似たようなガジェットが別の会社から発表され、そのプロジェクトも確か頓挫したはずだが、
たとえ技術的に可能だとしても、実用の面では難しいのかもしれない。
カードのデータが入った別のカードという時点で、店舗側からすればスキミングを疑いたくもなる
(もっとも、スキミングしたカードを実店舗で使用する人間はそういないだろうが)。
また、日本でさえApple Payを使える店が増えてきている中、よりクレジットカード文化の広く普及した欧米では、
既にほとんどの店舗で実物のカードなくしてキャッシュレスの決済が可能なので、
わざわざそのようなガジェットに頼る必然性もなくなってきているのだと思われる。
クレジットカードといえば、個人売買仲介サイトのメルカリで、現金が商品として売られているという話を目にした。
たとえば、1万円札5枚が5万5000円で売られているという具合だ。
そんなものを買う人間がいるのかという話に思えるが、
これは早い話が、いわゆる「クレジットカード枠の現金化」だろう。
手持ちの現金がないがクレジットカードの枠はまだあり、どうしても現金が必要だという人間が、
5000円の損をしてでもクレジットカードを使って現金5万円を買うのである。
現金化はカード会社の規約で禁止されていることも多いのでやめた方がいいが、
違法ではないので手を出す人間は後を絶たない。
だが、そんなことをするくらいなら、飲み会の幹事をするのが手っ取り早いとオレは思う。
10人で飲み会を開催し、会費が一人5000円なら、幹事は自分の分を除いて45000円を現金で回収できる。
そして、クレジットカードで5万円の料金を払えばいい。
これはきちんと飲食代を払ったのであって現金を購入したのではないので、カード会社の規約からしても問題がない。
また、現金を5000円増しで買うのと異なり、自分も5000円分の飲食を楽しめるので、特に損がない。
金が必要な時にタイムリーに飲み会に10人も集められるかという問題はつきまとうが、
可能であれば最もローリスクな方法であることには間違いない。
【今日のまとめ】
飲み放題にしない方が現金をより多く回収しやすい。というわけで。
- 2017/04/22(土) 22:20:29|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0