福岡で現金3億円が盗まれたり、銀座で現金数千万円が盗まれたりと忙しい。
オレは百万円でも持っているだけで落ち着かないが、3億円や数千万円を持ち歩いていてよく気を失わないものだと思う。
もし計画的な犯行でなくとも、大きな銀行からスーツケースやアタッシュケースを持った人間が出てくれば、
その人間を襲えばたいていはある程度の現金を持っているだろう。
銀行の目の前にタクシーを呼んでおき、数人の警備員か仲間を護衛に付けてタクシーに乗り込むくらいはしないと、
それだけの現金を運ぶための行動としては見合わないと思う。
そもそも、なぜそこまで現金での支払いにこだわるのか不思議だ。
高額になる消費税をごまかすためという話もあるが、
6月になればビットコインの購入が非課税になる予定なので、全額ビットコインに変えてしまえばあとはどうとでもできる。
盗難や紛失のリスクが高い現金を持ち歩くのはたとえ数十万円であっても充分危険なことで、
国外であればほとんど考えがたいことだと思う。
数億円の取引までは難しいのかもしれないが、
東京オリンピックまでに、日本はキャッシュレス化をさらに進めたほうがいい。
最近はクレジットカードや電子マネーで決済できる店舗がかなり増えてきたが、
まだまだ不便を感じることが多い。
よほど小さな個人商店でもない限り現金でしか決済できない店舗がなくなれば、
現金を持ち歩く必要がなくなり、強盗も減る。
クレジットカードを盗まれて使われる可能性もあるが、カード会社の補償があるので、
よほど限度額の高いカードを普段から持ち歩かないようにすればあまり問題はない。
外国人観光客は母国から持ってきたクレジットカードでそのまま決済できるので、トラブルも減るだろう。
今後戦争が始まった場合には大規模な預金封鎖もあり得るから、
現金をある程度タンス預金で家に保管しておくこと自体は合理性があるとオレは思う。
だが、現金を持ち歩くことはそれとは話が別で、
精神的にも、また実際のリスクの面でも、無駄な消耗だ。
【今日のまとめ】
全部iPhoneで片付けさせてほしい。というわけで。
- 2017/04/21(金) 20:41:54|
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