京都二郎を無事に経たその翌日。
朝の市営地下鉄に乗り、国際会館駅で下車した。
20分ほど歩いてたどり着いたのは、
以前にも一度訪れたことのある「三宅八幡宮」である。



対になった狛鳩(「狛」は犬という意味なのでこの表現はおかしいのだが)は相変わらずの威容だ。
写真の手前にある鳥居の周りには、まだ満開ではなかったが桜の花も咲いていた。

境内には相変わらず鳩が集まる。
特に餌が撒かれているわけではないのだが、どうしてか集まってくるからには、やはりなんらかの霊験があるのだろうか。
今回の目的は、お参りもそうだが、「鳩餅」を食べることだった。
近所のご老人たちのコミュニティスペースのようになっているらしい境内の茶店に入り、鳩餅のお茶セット(320円)を注文する。

これが噂の「鳩餅」である。
抹茶味もあるそうだが、お茶セットではプレーンとニッキ味の二種類が出てきた。
「餅」というだけあってもちもちした食感ではあるが、あまり伸びる感じはなく、食べやすい。
味も甘さ控えめで、ニッキ味の方も八ツ橋のような味の癖はなく、渋めの緑茶によく合っていた。
鳩のお菓子といえば鳩サブレーだが、この鳩餅も存在さえ知られれば強力なライバルになり得る。
▲例のベンチも元気。三宅八幡宮を出て、帰りは叡電の八幡前駅から出町柳まで戻った。


八幡前駅は、最寄りの同志社中高の生徒たちによりデコレーションされていた。
「ハト駅長」というキャラクターも作られていて、この地でいかに鳩が大切にされているかわかる。
先ほど調べていて知ったのだが、
三宅八幡宮の参道を一の鳥居から順番にくぐるには、叡山本線の三宅八幡駅を使う必要があるらしい。
どうやら、また京都を訪れる理由ができたようだ。
【今日のまとめ】
叡電の立ち位置がよくわかっていない。というわけで。
- 2017/04/09(日) 23:20:51|
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