「残業上限100時間」というワードがニュースを駆け巡った。
そのまま、月の残業上限を100時間にするという取り決めらしい。
全ての月で上限が100時間あるわけではなく、また緊急時に会社が機能不全に陥らないための余裕を取っておく必要性もあるだろうから、
これが直ちに悪いことだとは思われないが、
やはり「100時間」という数字のインパクトは大きいようで、批判的な論調が多い。
この件について、たとえば、この残業時間枠の労働を、登録されたニートが代行するというサービスはどうだろうか。
別人が働くことになるので現状では残業にならないが、
法整備により、代行ニートの労働時間が本来の労働者の残業時間としてカウントされるようにすればいい。
仕事には経験や慣れが必要だから、別人では意味がないという話になりそうだが、
むしろ、意味がないからこそ、会社はその無意味な残業をさせないようになるという期待もある。
ニートの労働分は時給で支払うようにするとして、
時給1000円だとしても、月100時間であれば10万円の収入になるので、
アルバイト感覚で代行したいという人間も集まるだろう。
もっとも、そんな法を作れば、国がニートの存在を許容することになり、
憲法の勤労の義務と抵触しかねないので現実的には厳しい気もするのだが、
一つのアイデアとしてはありなのではないかと思う。
少なくとも、これで過労死は減るだろう。
もちろん残業などないに越したことはないと思うが、職種によっては仕方ない部分もある。
そういうとき、こういう「いい意味での抜け穴」を作ることはあってもいいと思う。
【今日のまとめ】
「東のエデン」で結局二万人のニートはどうなったんだっけ。というわけで。
- 2017/03/16(木) 22:17:40|
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