以前に、厚生労働省が飲食店での喫煙を原則禁止する方向で動いているらしいというニュースについて書いたが、
それから動きがあり、酒類を提供する小規模なバーやスナックは例外として喫煙可能にするようだ。
案の定というべきか、このニュースに関し、Twitterでは一部の嫌煙者が怒り狂っている。
もちろんそこには愛煙家からの応酬もあるわけだが、当然、議論は噛み合わない。
そもそも、議論にさえなっていないのかもしれない。
こういう場で大声で罵り合うのは、極端な人間だけだ。
絶対に喫煙を許さない嫌煙者と、絶対に禁煙を許さない愛煙家だけがものを言っていて、
少しタバコが苦手な人間や、少しタバコが好きな人間たちは議論に参加しないから、
普通の人が辿り着きそうな結論に至ることはないし、それどころか結論自体が出ずに終わる。
それは無駄な消耗なのだが、たとえそう伝えても、
彼らはきっと、「喫煙が駄目な理由」や「禁煙が間違っている理由」を提示し、お互いを論破しようとするのだろう。
オレは、タバコの匂いや煙が嫌いだ。
できればタバコの匂いや煙がない店に行きたいし、選択の余地があるなら、分煙でなく完全禁煙の店に行きたい。
だがそれは、オレの個人的な主張にすぎない。
オレは法律でもなければ権力者でもないので、
「オレがそう思っているから、みんなタバコを吸うべきではない」という関係にはない。
だから、オレは他人に対して、「吸うな」とは思わない。
タバコは法で禁じられているわけでもないのだから、
吸いたい人間は、オレの個人的な考えは無視して、好きに吸えばいい。
もっとも、そうした考えの合わない人間とは、自然と付き合いが悪くなり疎遠になることもあるだろう。
だがそれは何ら悪いことでもおかしなことでもなく、無駄な消耗を抑える上で当然のことだ。
【今日のまとめ】
とはいえ小滝橋二郎は衝撃だった。というわけで。
- 2017/02/26(日) 20:43:01|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0