新宿TOHOシネマズで、「劇場版 艦これ」のMX4D上映を観た。
4DXは何回か経験したが、MX4Dは初めてだった。
何となくMX4Dの方が動作が上品な気がしたが、
「艦これ」は作品の内容が内容だけに激しい動きや水飛沫も多く、4Dならではのアトラクション的要素を多分に味わえた。
今後はゲームで如月を目にするたびにあの香りが頭をよぎることだろう。
帰りにラーメン二郎歌舞伎町店に寄ろうとしたが、開いていなかった。
どうやら移転後は水曜定休になったらしい(シャッターには「不定休」と書かれているのだが)。
結局、移転後の店舗にはまだ一度も行けていない。
もう二郎を食べたいモードになってしまったので、他の飲食店に行くという選択肢はない。
そのまま西口方面まで歩いて新宿小滝橋通り店へ向かう。
到着すると列はなく空席もあり、すぐに着席できた。
すぐにトッピングを訊かれるので、「ニンニク」とだけ告げて待つ。
ここは昔から待ち時間が長いが、それは味が改善されてからも同じで、今回も15分弱待った。
待っている途中、テーブル席の客が店員に「タバコ吸えませんよね?」と聞いた。
それに店員は「吸えますよ」と応え、灰皿を持ってきていた。
その後店内がタバコ臭くなったのは辛かったが、店が決めていることなのだから文句はない。
外の列び用に灰皿を用意している二郎はあるが、店内喫煙可の二郎はおそらくここだけなのではないだろうか。
▲ラーメン・ニンニク(750円)。前回以上の美しい盛り。
ヤサイ(ここはほぼ全てモヤシだ)は綺麗に山型になり、豚はその山に寝そべる形になっている。

小滝橋二郎が「最近うまくなった」と言われるのは、麺によるものが大きいだろう。
以前のプニュプニュした麺とは変わり、固めのややボソボソした麺になった。
先月に食べた時の感想と同様、「ラーメンだ」という印象。
スープも豚もうまいが、暴力性は感じない。
それは批判ではなく、紛れもなく二郎でありながら一般のラーメンに寄せることで、
数多くの二郎の中でオリジナリティを発揮し生き残る道を選択した小滝橋二郎の賞賛すべき生存戦略である。
二郎ブームはここ10年ほど続いているが、いまだにその人気に翳りは見えない。
大宮店は閉店してしまったがそれは売上が原因ではないし、むしろこの春には川越と京都に新店舗がオープンする。
それは、この小滝橋に見られるような店ごとのスタイルの違いが、ファンを飽きさせないことによるものではないかと思う。
【今日のまとめ】
豚の謎のうまさ。というわけで。
- 2017/02/16(木) 00:23:27|
- 二郎
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0