怠惰と汗と現実とオレはブスが嫌いだが、他人のことをブスと言う奴も嫌いだ

キムラヤスヒロ（鳩）公式ブログ

オレはブスが嫌いだが、他人のことをブスと言う奴も嫌いだ

オレはブスが嫌いだ。
そして、他人のことをブスと言う奴も嫌いだ。

オレが「ブスが嫌いだ」と言うことと、他人のことをブスと言うことは違う。
オレは、特定の誰かに向かってブスと言ったり、
特定の誰かについて、その人間がいない場所で「あいつはブスだ」と言うことはないし、
これまで言ったこともないし、今後言うこともない。

あくまで、オレの言う「ブスが嫌いだ」というのは一般的なもので、
単に、「オレは、オレがブスだと思う女が嫌いだ」というだけにすぎない。

これは以前にも書いたような気がするが、ブスというのは見た目だけの話ではない。
むしろ、見た目の占める要素は小さいので、「見た目の話ではない」と言ってしまってもいい
(もっとも、オレは美人としか付き合いたくないが)。
顔が整っていなくても、小ぎれいにしていたり、行儀がよかったり、TPOをわきまえていたり、いつもニコニコしている女は、ブスとして認識されない。

他方で、身だしなみが雑であったり、行儀が悪くてTPOはわきまえず、いつもムスッとしている女は、
顔がそれなりでも、ブスとして認識してしまう。
オレはそういう女が嫌いで、付き合うことはおろか、同じ空間にいるだけで不快になる。
見た目の問題は生まれ持ったものだが、身だしなみや行儀や表情は自分の意思でコントロール可能なものだが、
それを雑に扱うアティチュードこそがブスなのである
(もっとも、美人であればそれもある程度許されるのも事実ではある)。

村上龍は、かつてエッセイで「あたしはブスだ、という批評眼のある人はもう既に救われているのだ」と書いていたが、
そういう女は、たいてい、小ぎれいにしていたり、行儀がよかったり、TPOをわきまえていたり、いつもニコニコしている。
オレはブスが嫌いだが、そういう女はブスではないし、オレは嫌いではない。

【今日のまとめ】
ブ男に関しても同じだ。

というわけで。