オレは、自分が一度書いたことをすぐに忘れる。
昨日、ある人がオレのエントリのリンクをTwitterで貼っていた。
それは、「
女は合わない男をすぐに捨てるべきだ」というエントリだったのだが、
オレはそのエントリを読んで、オレはこんなことを書いたのかと愕然とした。
しかも、クリスマスの夜に書かれたエントリだったので始末に負えない。
もっとも、オレは書いたことをすぐに忘れはするが、考え方にブレはない(それはオレの取り柄だ)ので、
エントリを読めばその内容に納得はするのだが。
しかし、書いてまだ二ヶ月も経っていないエントリの内容を、オレはすっかり忘れてしまっていた。
単純に記憶力が悪いというのもあるだろう。
オレは暗記物が苦手だ(いま思いついた駄洒落だが、ついでにあん肝も苦手だ)。
だが、エントリは考えを表明するものなので、何かを暗記するということでもないから、それもまた違う気がする。
もしかすると、書くことで安心してしまい、もう忘れていいと思ってしまうのかもしれない。
オレはこのブログをもう数年間毎日書き続けているが、
それだけ書いてくると、もはやブログが外部的な補助脳のような気分になってくる。
この時オレはここに行ったとか、こういうことを思っていたということが、
もちろん全てではないが、書かれたことに関しては鮮明に保存されているからだ。
「保存されているから、オレが覚えている必要はない」と無意識のうちに思ってしまっているとしても不思議はない。
先日書いたように(こういうことは都合よく覚えていたりする)、オレがブログを書くのは単なる習慣なので、
別にそうした保存目的で書こうとはまったく思わないが
(それに、オレはあまのじゃくなので、そういう目的で書いたら、途端に思ってもいないことばかり書き始めるだろう)、
これは無駄な消耗を防ぐうえで役立っているし、合理的でもあるように思われる。
オレはきっとこのエントリのことも忘れてしまうだろうから、そのうちまた同じことを書くかもしれないが、
それはブレていないということだと前向きに考えてほしい。
【今日のまとめ】
既に同じことを書いている可能性もある。というわけで。
- 2017/02/12(日) 20:00:00|
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