特に書くことがない。
書くことがないなら何も書かなければいいのだが、そういうわけにもいかない。
風呂に入らなかったり歯を磨かずに寝るのが気持ち悪いのと同じで、
オレにとって、ブログを書かずに寝るのは非常に気持ちが悪いのだ。
何年も毎日ブログを書いていれば、今日のように特に書くことがない日などいくらでもある。
学校の校長先生や教頭先生であれば「何もない日なんてないんですよ」と偉そうに言うかもしれないが、
確かに何もない日はないにしたって、
いくらオレでも、今日はあの女と初めて寝たがマグロのくせに声だけ異様に大きかったとか、
今日の自慰ではいつもの3倍の量の精子が出たとか、そんなことはどれも事実だがとても書けない。
ブログに書けること、ネタになることという点で考えれば、何もない日があるに決まっている。
だが、書かなければいけない。
オレは同じことを何度もブログに書くことそれ自体は厭わないが、
それは基本的に、オレ自身が過去に書いたことを失念している場合だけだ。
これはこの前書いたなと覚えていることを書いても何も面白くない。
そうなると、結局、何も考えていなくても、さも何かを考えているような文章をでっち上げることになる。
それには、小中学校の頃の読書感想文の経験が生きている。
読みたくもない本を無理矢理読まされ、ありもしない感想を原稿用紙に無理矢理書かされる。
オレはとにかく読み書きの苦手なガキだったが、
母親に「書け」と言われ、泣きながら書かされた。
感想などないのだから、出来上がった原稿は当然でっち上げである。
それが市の賞(どうでもいい賞だが)を取ったような記憶があるが、
オレはそれで、「書きさえすればそれでいいんだ」と気が楽になった。
文章を含め、創作物というのはそういうものである。
こちらがでっち上げで書いた文章でも、面白がる人はいる。
音楽でも、オレの曲で、オレが全く意図していない箇所について「これはこういうことだろう」と言われたことがある。
それは全く違ったのだが、だがそれは辻褄が合っていて、オレは感心した。
こちらの意図とは関係なく、完成さえさせれば、相手はそれを勝手に評価する。
だから、書くことがなくても、とにかく書けばいい。
【今日のまとめ】
いまだに字は下手だが。というわけで。
- 2017/02/01(水) 20:44:02|
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