稀勢の里が横綱になった。
出身地の牛久と龍ヶ崎は大いに盛り上がっているが、同じ茨城県民としてオレも嬉しい。
だが、古河で育ち「古河大使」も委嘱されている樋口真嗣監督の「シン・ゴジラ」がブルーリボン賞の作品賞を獲ったというのに、古河市民は誰も騒がない。
そもそも、樋口真嗣が古河大使なのを知らない市民も多い。
これは茨城県民のセンスのなさを象徴している。
古河市民の話を茨城県民の話に拡げてしまったが、その通りなので仕方がない。
何度も書いてきていることだし、あまり言ってもよくないかもしれないが、
茨城県民は致命的にセンスがない。
センスがあれば、そもそも牛久大仏など建たない。
鹿島アントラーズというアジアでも有数の実力を持つクラブチームがあるのに、県民のほとんどはサッカーに興味がない。
「ガルパン」がこれだけ人気を博していても、盛り上がっているのは地元大洗だけだ。
鹿島もガルパンも、応援しているのは県外の人間ばかりだ。
基本的に他人事なのである。
これは、茨城が陸の孤島であることと関係している
(電車のような場所と方向が定まったインフラが弱く、
自家用車が中心なのでみんな行き先がバラバラになり、団結力が育たない)
とオレは思うのだが、本当のところはわからない。
27年間を茨城県で過ごしながらも高校・大学・大学院を県外で過ごしたオレにとってはそのセンスのなさが痛いほどに感じられるのだが、
これは、ずっと茨城から出ない人間には分からないことなのかもしれない。
次の連続テレビ小説は茨城が舞台だそうだが、
そのセンスのなさをどうか面白く描いてはもらえないものだろうか、
そして茨城県民にセンスのなさを自覚させてやってはくれないだろうかと、オレは願ってやまない。
【今日のまとめ】
「ごじゃっぺ」など聞いたことがない。というわけで。
- 2017/01/27(金) 20:00:00|
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