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ハンデキャッパーの凄み

今年も中央競馬が始まった。
オレは重賞しか買わないので、東西の金杯だけ1000円だけ購入したが、どちらも外れた。
回収率も的中率も0%である。
しかし、それを言ったら昨年のリーディングジョッキー戸崎圭太もまだ今年未勝利なのだし、
年初の数字で焦る必要はまったくない。
勝つにせよ負けるにせよ、この手のものは、最終的には一定の数値に収束していくのである。

金杯はハンデ戦だが、JRAのハンデキャッパーはやはり優秀である。
2歳重賞しか勝っていないとはいえ、クラシックで活躍したエアスピネルが56.5キロというのは少し軽いのではないかと思ったファンも多いだろうが、
いざ終わってみるとハナ差の辛勝。
人気馬が僅差で勝つというのは、各馬の実力を斤量で平均化するハンデ戦において最も美しい結果だ。
エアスピネルがもし57キロなら負けただろうし、56キロなら半馬身はつけていたかもしれない。
このレースの斤量を担当したハンデキャッパーは、さぞ今夜の酒がうまいだろう。

JRAのハンデキャッパーの凄さを新参ファンに紹介する際の代表的なレースが、
1993年、まだ2000メートルだった頃の京都金杯である。



ゴール前の大混戦の映像を見てもらうだけでも凄さが伝わると思うが、
1着から16着までのタイム差がわずか1.0秒しかない。
普通、いくらハンデ戦とはいっても、勝ち馬が突き放したり、途中で何馬身か離れたり、
最下位の馬が置いて行かれたりしてもっとばらけるものだが、
このレースでは見事に、ハンデキャップの結果、全馬がほぼ均等の能力を発揮したのである。
しかも、それでいて1・2番人気での決着である。
23年前のレースだから現在とは違うハンデキャッパーの仕事であろうが、
彼らの教えはきっと現在のハンデキャッパーたちにも受け継がれていることだろう。

さて、きょう勝ったエアスピネルは結果こそ辛勝だったが、
2着のブラックスピネルとは1.5キロの差があったから、実際には完勝だったといえる。
陣営はもともとマイル路線がベストと考えていたようだし、
事実、これでマイルは4戦3勝2着1回なのだから、その見込みは正しいようだ。
古馬王道路線はサトノダイヤモンドやマカヒキがしのぎを削るのだろうが、
マイルでは同世代のエアスピネルが王座に君臨するのか。
新年早々、楽しみなレースを見せてもらった。

【今日のまとめ】
レインボーラインはどこへ向かうのか。


というわけで。
  1. 2017/01/05(木) 20:28:51|
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