以前にも書いたかもしれないが、オレは冬になると決まって憂鬱になる。
朝なかなか布団から出られなくなったり、何とか起きてもその後また一日中寝てしまったりする。
単にやる気が出ないのとは違い、遊んだり好きなことをする気も起きないので辛い。
基本的に冬季だけであり、また冬季でも毎日そうした状態になるわけではなく、
薬もいらないので鬱病ではないが、
逆に言えば、病気ではない以上それを受け入れるしかないのは苦しいところだ。
憂鬱になるということは、心のキレが失われるということだ。
オレがいま友人と作っている音源においてオレがすることは、ラスト一曲の歌詞を書くことだけだが、それが進まない。
クオリティを度外視して適当な言葉で無理矢理完成させることは可能だが、
締め切りのない仕事なので、それは求められていない。
納得のいくものにするためにはキレが必要だが、冬の憂鬱はそれを奪ってしまう。
心に少しでもキレを取り戻すために、
一日数篇ずつ、村上龍の「
すべての男は消耗品である。」を読み直すことにした。
いまオレに必要なことの大半はこの本に書かれている。
これを読むだけですべてが解決するわけではないが、解決の糸口にはなるだろう。
【今日のまとめ】
山口瞳「草競馬流浪記」もまた良い。というわけで。
- 2016/12/10(土) 22:33:31|
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