
先週木曜、月末での閉店が発表されているラーメン二郎大宮店へ行った。
10時20分頃に到着したところ、ちょうど店主が「準備中」の札を「営業中」に裏返したところだった。
カレンダー上は11時開店だが、連日盛況のため開店を早めているのだろう。
到着時点で並びは28人。
押し寄せている客の大半が閉店を知った二郎ファンであるからか回転は比較的早く、
並んでから1時間しないうちにラーメン提供までたどり着けた。
▲ラーメン(650円)・ニンニク+味付けうずら(100円)。
これで最後の大宮二郎になる可能性も高いので、これまでトッピングしたことのない味付けうずらを注文した。
塩気のあるうずらは二郎のスープとは別個の個性を発揮していて、なかなかよく合っていた。
オレの中で大宮二郎といえば麺なのだが、その麺の良さは今なお際立っていた。
「ホギホギ」というオノマトペにふさわしい食感と、小麦の風味の豊かさ。
可能ならば一度だけ野菜なし・スープのみで食べてみたかった。
他方、オレはこの大宮二郎の豚は最後まで苦手だった。
しっかりしていて、おそらく豚肉らしさはあるのだろうが(現に、大宮店の豚が一番好きだという二郎ファンも一定数存在したのだ)、
オレにはそれがあまり合わなかったのだ。
しかし、合おうが合わまいが、もうこの豚を食べることはできない。
普段は少し残すこともあるのだが、今回は二枚とも食べた。
2008年の開店の翌日に初めて訪れ、それ以来事あるごとに訪れたラーメン二郎大宮店。
正直に言えばそれほど好きな味ではなかったが、それでも高校時代を過ごしたこの大宮に二郎があるということの意味は大きかった。
つけ麺の提供や度重なる「小麦粉研究会」の開催など、店主の研究熱心さも光っていた。
店主は別の道に進まれるそうだが、きっとこの熱心さによって、そちらでも成功されることだろう。
大宮二郎はなくなっても、大宮二郎の思い出は消えない。
これまでありがとう。
【今日のまとめ】
青りんごつけ麺を忘れない。というわけで。
- 2016/11/21(月) 19:57:20|
- 二郎
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