CMやキャンペーンの効果か、または強い馬の出現がそうさせたのかはわからないが、
ここ数年、再び競馬人気が盛り上がってきているのを感じる。
オレが競馬を見始めた1990年代の末期は競馬人気のピークかそれをやや下ったくらいの頃で、競馬場は今よりも遥かに盛り上がっていたが、
その数年後から人気が下降線になり、関東の大レースでも観客が10万人を下回ることは日常茶飯事となった。
しかし、90年代末期ほどではないにせよ、また来場者数は増え始めている。
3年前のキズナが勝ったダービーには13万人が訪れたことは記憶に新しい。
もっとも、90年代と異なり今ではスマートフォンで気軽に馬券も買えるのだから、
その状況下でわざわざ競馬場に訪れた人間だけでそれだけ多いということは、
自宅で馬券を買い競馬を楽しんでいる現地に来ていないファンも含めれば、もはやかつての人気が戻ったと言ってもいいのかもしれない。
そのような状況下だと、当然、自分の周りにも競馬に興味を持つ知人が散見されるようになる。
そうした知人と一緒に競馬場に行ったり、アドバイスをすることがオレにもある。
もっとも、アドバイスを求められても、実際はかなり難しい。
オレは長く競馬を見ているので、馬券の買い方や競馬場の仕組み、騎手や馬の情報についてはいくらでも教えられるが、
ご存知の通り、オレは馬券が下手だ。
オレが「この馬を買ったほうがいい」などと言ったところで、その馬が来ないのは目に見えている。
馬券の買い方は一度教えればもう分かってしまうので、すぐ用済みになり、教えることはもうなくなってしまう。
そうなると、オレが教えられるのは、「競馬場内にある無料の給茶コーナーの緑茶やほうじ茶を焼酎で割るとうまい」ということくらいだ。
JRAや地方競馬の多くの競馬場は、紙コップに入った飲料水や熱いお茶を無料で提供している。
その紙コップに持参した焼酎を注ぎ、お茶割りを作ると、これがうまいのだ。
場内ではビールやチューハイも売っているが、
それらが割高だとか、買う金を浮かせて節約したいとかそういうことを抜きにしても、単純にうまい
(そもそもお茶割りは場内でまず売っていないので、これが競馬場でお茶割りを飲む唯一の方法だ)。
特に、冬の開催ともなると、冷たいビールやチューハイより、温かいお茶割りの方が身体が温まる。
焼酎の小瓶を一本持っていけば、お茶割りや水割りがたくさん楽しめる。
オレが初めて競馬場に行く競馬初心者にアドバイスできるのは、それくらいだ。
【今日のまとめ】
あとはモカソフトくらいだ。というわけで。
- 2016/10/05(水) 21:55:15|
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