大多数の人もそうだと思うが、オレはゴキブリが苦手だ。
オレは虫そのものがすべて苦手というわけではなく、
芋虫や蝶のような動きが遅い虫は、見た目が多少グロテスクであってもあまり怖くない。
他方で、コオロギや多くの蛾やバッタなど、動きが素早い虫は苦手だ。
そうした虫が動くと、どうしても反射的にびくついてしまう。
とりわけ、こちらに向かってくる場合があると、思わず声を上げてしまうこともあるくらいだ。
ゴキブリはその最たるもので、動きはとてつもなく素早いし、
特に壁の高い位置にいる場合などは、うかつに殺虫剤を吹きかけようものなら、こちらに飛びかかってくることもある。
その際の羽音を思い起こすだけでも、鳥肌が立ってしまう。
オレは数年前、大型のゴキブリに一瞬だが身体を這われたことがあり、
それによってそれまで以上にゴキブリが苦手になってしまった。
風呂から上がり浴室にかけてあったタオルで手を拭こうとしたら、そのタオルにしがみついていたゴキブリが逃げ、
その際にオレの上半身を伝っていったのだ。
オレは風呂から出たばかりだったのでまだ服を着ておらず、直接肌の上をゴキブリに這われたことになる。
一瞬の出来事だったので、最初の数秒は何が起きたか理解できず、
その後壁に現れた大きなゴキブリを見て状況を理解し、その場にへたり込んでしまったのだった。
いい大人が虫ごときでびくびくするのは自分でもみっともなく感じるが、それでも苦手なものは苦手なのでどうしようもない。
ゴキブリは常に不意に現れるから、訓練することもできない。
結局、ゴキブリが現れないでくれるのが一番いいが、関東に住む限り、きっとそれは無理な相談だろう。
【今日のまとめ】
秋本治先生はなぜあんなにリアルにゴキブリを書けるのか。というわけで。
- 2016/09/19(月) 22:57:27|
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