夜の歓楽街を通行する際、キャッチの人間がよく口にするのが「おっぱいあるよ」という台詞だ。
もしかしたら関東だけのものかもしれないが、成人の男性であれば一度はそれを耳にしたことがあると思われる。
その台詞を普通に受け取れば、その店に行けば女性の胸を触ったり揉んだりすることができるということになるのだろうが、
よく考えると、キャッチは「おっぱいあるよ」と言っているだけで、触れるとも揉めるとも言っていない。
これは、何かしらの意図があるのだろうか。
まず考えられるのは、客を騙す意図で、実際には触りも揉めもしないのに「おっぱいあるよ」と言い、
胸を触ったり揉めると思い込んで入った客のクレームに対し、自分はただ「ある」としか言っていない、と店側が反論するケースだ。
だが、今は取り締まりも厳しいので、駅前にあるような店ではそうした詐欺まがいのキャッチは行わないだろう。
もう一つとしては、法や条例、同業者間の取り決めなどで、「触れる」「揉める」などと直接的に言ってはいけないと決められているというケースが考えられる。
オレは法律を学んでいながら、恥ずかしながらそういう細かい法律までは詳しく知らないのだが、
おそらく直接そうした規定はないと思われる。
なので、同業者間で「おっぱいあるよ」としか言わないようにしているというのが最もあり得そうだ。
もっとも、オレはひねくれた人間なので、「おっぱいあるよ」と言われても、
「あるから何なのだ、そんなものどこにでもあるだろう」と心の中で返して素通りしてしまう。
「触れるよ」と言われたら入る気になるというわけでもないが、
どうせならそうはっきりと言ってほしいとは思うところである。
【今日のまとめ】
あまり胸には興味がない。というわけで。
- 2016/09/11(日) 23:07:22|
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