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いじめを受けると自殺してしまうタイプの人間

先日、東北地方の中学生がいじめを苦にしたと思われる遺書を残して自殺したというニュースを見た。
それはとても残念で悲しいことだが、
あえて客観視すれば、「その中学生はいじめを受けると自殺してしまうタイプの人間だった」という単純な事実があるだけだ。

世の中には、ある一定の限界を超えたいじめを受けると自殺してしまうタイプの人間と、
どんなに酷いいじめを受けても自殺しないタイプの人間がいる。
これはどちらが強いとか立派だとかいう話ではなく、単なる事実だ。
そして、今回の中学生は前者だった。

こうした事件があると、「どうすれば自殺を防ぎ、心のケアをできたのか」ということが往々にして議論されるが、
それはほとんど意味がない。
前者のタイプの人間を自殺から救うには、はじめからいじめを起こさせない、
あるいは起きてしまったいじめの限界を超えさせない(途中でやめさせる)以外に方法がないからだ。

後者のタイプの人間は、たとえいじめで心に傷を負ったとしても自殺しないので、
たとえいじめが起きてしまってもケアが可能だが、
前者のタイプの人間は、限界を超えたいじめが起きた時点でそれがトリガーとなって自殺してしまうので、
限界を超えるいじめが既に起きてしまった後のケアは期待できない。

オレは以前から「いじめは集団社会における構造上の問題であって、無くすことはできない」と書いたし、今でもそう考えている。
だが、無くすことはできなくても、不可避的に発生するいじめの程度をコントロールすることは充分に可能だ。
そして、そうしたコントロールによって、前者のタイプの人間がたとえいじめられたとしても、
それが自殺のトリガーとなる限界を超える前にいじめをやめさせ、自殺から救うことができる。

議論すべきは、個々人をどうすれば守れたかではなく、
いじめが構造上の問題であって不可避であるという現実を直視し、それをどうコントロールすべきかに尽きる。

【今日のまとめ】
セルフコントロール。


というわけで。
  1. 2016/09/01(木) 15:06:46|
  2. 日記
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