オレはカラオケが比較的好きで、ひと月かふた月に一度は一人でカラオケに行くこともある。
そこで色々な曲を歌っていて思うのだが、
最近の男性ボーカルの曲は、キーが高くて原曲キーのままでは歌うのが難しい曲が多い。
オレは別に原曲のキーにはこだわりがないので、自分の歌いやすいキーに変えて歌うが、
一昔前の曲ではそういうことはほとんどない。
あくまで傾向としてではあるが、
2000年代以降にヒットした男性ボーカル曲は、それ以前のヒット曲に比べて確実にキーが高い。
オレは、それは一般人の歌唱力が高くなったことと関係しているのではないかと思う。
いまは音痴の人は少なく、特に若い世代は歌の上手い人が多い。
よほどの人を除き、たとえ下手な人であっても充分に聴けるレベルの歌唱力があるのだ。
そうなってくると、昔は単に「歌唱力の差」だった一般人とプロの歌手の区別が、歌唱力だけでは付かなくなってくる。
ただ歌が上手いだけでは、プロをプロたらしめる特別性がないのだ。
そうなると、今度は、
歌唱力に加え、一般人では出せないようなハイトーンの声を出せる歌手がプロとして抜きん出ることになる。
歌が上手くても、高いキーで歌える人は一般人にはあまりいない。
その結果、いま人気のある歌手は平均的にキーが高くなったのだとオレは思う。
そのうち揺り戻しでキーの低い男性ボーカルがまた流行る、という話を業界の人から聞いたこともあるのだが、
オレのこの考えが大筋で正しければ、それは難しいように思える。
【今日のまとめ】
T○kaや川○洋平とか。
というわけで。
- 2016/08/14(日) 22:35:53|
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