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キムラヤスヒロ(鳩)公式ブログ

何が「政治の話」なのか

これは日常生活においてもネット上でもそうだが、
「政治の話」をくだけた場ですることは忌避されるべきだ、という風潮があり、実際にそう言われてもいる。
別にオレはそれに反対したい訳ではないし、言っている意味も理解できる。
だが、冷静に考えると、その「政治の話」とは何なのだろうか。

まず、どの党がどんな政策を立てていて、この政策はダメだとか、与党はこれが間違っているとか話すのは、
間違いなく「政治の話」だろう。
そういう話をくだけた場でいきなりすれば、主張の対立によって場の雰囲気を悪くするかもしれないし、
そうでなくても、そこでそうした話をすることが何の解決にもならないことが多い。
それを避けたほうがいいというのは頷ける話であって、
そうした話がしたいのなら、別途そうした場を設けたほうが、自分にも相手にとってもプラスになるだろう。

しかし、「昨日なにを食べたか」という話も、実は「政治の話」ではないだろうか。
国民がどんな食事をしているか、そもそも3食の食事ができているか。
あるいは、どんな仕事をしているか、休日にどんな場所に遊びに行ったか。
それは、日本のような裕福な国では実感しにくいが、政治の根源的な役割だ。
政治は、国民が食うに事欠かかず、また平和的生存に不可欠なだけのパフォーマンスを国家が発揮するためのエンジンである。
そう考えると、昨日なにを食べたかや、どこに行ったかという話も「政治の話」であるわけだが、
それをくだけた場ですることを忌避すべきだというのは、明らかにおかしなことだ。

他方で、「投票に行くかどうか」や「誰に投票したか」は、表面的には政治に関わる選挙の話だが、
実は「政治の話」ではないとオレは思う。
それは単なる事実の報告であって、その内容に政治的主張はほとんど含まれないからだ。
もちろん、「誰に投票したか」に続いて政治的主張をすれば、それは「政治の話」になるが、
それは「誰に投票したか」とは別個の問題だ。

こうして見てくると、何が「政治の話」なのかという線引きは難しく、
結局はその場の空気に委ねるしかない部分も大きいのかもしれない。
だが、「空気」というのは政治にとって重要なことなので(山本七平「『空気』の研究」に詳しい)、
それは何もおかしな話ではない。

【今日のまとめ】
循環論のようになってしまった。


というわけで。
  1. 2016/06/27(月) 22:50:16|
  2. 日記
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