友人と食事をしていると、たまに「これ、まずいから一口食べてみろ」と言われることがある。
その時食べたある食べ物が話のネタになるレベルでまずいので、それを共有するために食べろと促されるのである。
だが、オレは、あらかじめまずいと分かっているものをどうしても食べる気になれず、たいてい断ってしまう。
もちろん、「まずいから一口食べてみろ」と他人に言いたい気持ちは充分理解できる。
「面白いほどまずいので、そのまずさと面白さを共有したい」と考えるのはあまりに自然なことで、
何ならオレも、自分は断るにもかかわらず、他人にそう促すこともあるくらいだ。
しかし、いくらネタになると言っても、やはりまずいものは食べたくない。
食べたらあまりにまずくて吐いてしまうかもしれないし、気分が悪くなるかもしれない。
融通が利かない人間だと思われるのは好ましいことではないし、ネタを共有したい気持ちもあるのだが、
それでもやはり、まずいと分かっているなら回避したいという気持ちがそれに勝ってしまう。
「臭いもの」に関しても同じだ。
以前、くさややシュールストレミングを食べないかと誘われたことがあったが、オレは即座に断った。
やはり、臭いとあらかじめ分かっているものに近づきたくないという気持ちが勝ってしまう。
オレは臭いに敏感ですぐえずいてしまうので、とても臭さを体験して話のネタにしようなどと思えないのである。
きっとこのように考えているのはオレだけではないと思うのだが、どうだろう。
【今日のまとめ】
ルートビアは美味い。というわけで。
- 2016/06/22(水) 21:06:39|
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