東京を8時前に出るこだまで、京都に12時前に到着。
ぷらっとこだまで京都まで利用したのは初めてだが、
単に所要時間が長いだけでなく各駅での通過待ちも多く、のぞみとの1時間半の差はやはり大きく感じた。
とはいえ、車両そのものは同じだし、バス移動よりは遥かに快適なのだが。
京都駅でコインロッカーに荷物を預け、さっそくJR奈良線で黄檗へ向かう。
目当ては「中路ベーカリー」。
アニメ「響け!ユーフォニアム」に店舗、パンともども幾度となく登場したお店だ。

昨年は定休日に当たってしまい食べられなかったこのソーセージデニッシュを、今回は無事購入して昼食とする。
劇中でも象徴的なこのパンは、イベントに合わせて訪れたと思われる人々に大人気の様子だった。
焼きたてでまだソーセージは熱く、ジューシーで非常に美味い。
他にもサンライス(メロンパン)やハッシュドポテトを購入したが、いずれも美味で、さすが老舗。
京都はパンがうまいとよく聞くが、それは本当なのだろう。
コンビニエンスストアの惣菜パン(それでも充分美味いのだが)では到底かなわないレベルの味だ。
中路ベーカリーのすぐ横にある京阪の黄檗駅から宇治線で宇治へ向かう。

ちょうど「響け!ユーフォニアム」のラッピング列車で、ヘッドマークのみならず、車内広告もすべてアニメ仕様になっていた。
イベントにはまだ時間があるので、限定のパネル展示があるという大吉山展望台まで登ることにする。

昨年の同時期に登った際はこのような注意の掲示はなかったと思うが、
聖地化によってアクシデントでもあったのだろうか、夜間の登山が禁止されているようだ。
実際問題、街灯の類はまったくない上、登山道に柵もないため危険であるということは、昨年身をもって感じたところだ。
ここに登るのは三回目だが、やはりそれなりの運動になる。
アニメのイメージだとそこそこ小高い丘程度に思うかもしれないが、
登山道こそ歩きやすく整備されているとはいえ、勾配もそれなりにある山である。
アニメのように重い楽器を持ったり、ヒールで登るのはかなり大変だろう
(もっとも、そういう人は実際に展望台にいたのだが)。
展望台までには普通に歩いても麓から20分程度はかかり、途中に自販機などもないので、
あらかじめ飲み物を購入しておくべきだ。

アニメ第8回でこの場所に登った際の服を着た二人が描かれたパネルは、6月4・5日限定の展示だった。
この大きさのパネルを徒歩で運んだと思われるスタッフには頭が下がる。
現地は多くのファンや観光客で賑わっていて、トランペットやユーフォニアムを実際に吹いているファンまでいた。
山を降りて適当に神社などを散策しているといい時間になってきたので、京阪宇治駅まで戻る。
駅前のバス停からバスに乗り、トークイベントの開催される宇治市文化センターまで向かう。
オレは早めに並んでいたので座ることができたが、車内は同じくイベントに参加するファンで満員になり、
会場まで徒歩で移動する人も見られた。


到着した宇治市文化センターは、アニメ第10回でトランペットにソロ再オーディションの会場として登場した場所。
久美子が麗奈に「愛の告白」をする場所もそのままだった。
ホール内は撮影禁止のため写真は撮っていないが、ここもそのままなのは言うまでもない。
オレが座った位置は11列目で、劇中で部員たちが座っていた場所をちょうど後ろから見渡す辺りに位置する良席だった。
イベントは完全なトークイベントで、チューバくんの着ぐるみがすべてを持っていった印象。
2期のキービジュアルや新キャラの設定画・CVも公開され、かなり盛り上がっていた。
途中のアンケートのコーナーでは、コンクールで実際に全国大会に出場したというお客さんもいて、
このアニメが実際にそういう人の目にかなう作品だということをあらためて実感した。

その後は京都に戻り、四条のホテルにチェックインした後、
河原町付近の飲み屋でプレステージ加藤夫妻と合流して飲食した。
串焼きがメインの店だったが写真のステーキも美味く、満足度は高かった。
旅行先で知人と飲むという経験はほとんどなかったので、新鮮で楽しかった。
【今日のまとめ】
京都、中心部でも歩く距離が長い。というわけで。
- 2016/06/08(水) 00:21:13|
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