オレは競馬が好きで子供の頃からずっと見ているが、
もしかすると、オレは競馬ではなく武豊が好きなのではないか、という疑念が常にある。
実際、武豊が乗っていない大レースはあまり面白く感じないし、
武豊が騎乗停止や怪我などでレースに出ていない時は、競馬中継を見ないことさえある。
競馬を盛り上げるべく、騎手会長の仕事をはじめ、レース以外の部分でも常に尽力している彼はそれを望まないだろうが、
もし将来武豊が鞭を置くことになれば、オレはその後も競馬ファンでいることができるかどうか怪しい。
47歳というと、一般的にはもはや立派な中年、いわゆる「おじさん」だが、
武豊はまったく「おじさん」という感じがしない。
見た目の若さはもちろん、勝利数は一時期よりも大幅に減ったが、それでも腕が衰えたという感じはしないし、
もし衰えていたら、天皇賞や今日のかしわ記念のようなレースはできないだろう。
天皇賞に乗り、三越での自身のイベントに参加し、かしわ記念に乗り、そしてアメリカに乗りに行く。
それをわずか一週間でやってしまうのだからハードスケジュールなどというレベルではないが、
彼自身も折に触れて言っている通り、彼は忙しい時の方が成績が充実することが多い。
現に天皇賞とかしわ記念をそれぞれ勝ち、三越のイベントも大盛況だという。
この調子だと、日曜のケンタッキーダービーもあっさり勝ってしまうのではないかと期待がやまない。
武豊がいなくなったらオレは競馬ファンでいられるのか。
それは難しい質問だが、その時になったら考えればいいことなのかもしれない。
今は、ただ武豊のいる競馬を楽しむことに集中しようと思う。
【今日のまとめ】
もちろん他にも好きな騎手はいるが。というわけで。
- 2016/05/05(木) 21:47:04|
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