「政権」と言えば、大昔のヤマト政権に始まり現在の安倍政権に繋がる、
文字通り政治の権力を掌握する組織に用いられるのが普通だが、
チーム競技のスポーツにおいて、ある監督の指揮するチームを表現する際にも、「政権」という言葉を用いることがある。
最近では、スポーツ紙で「金本政権」という単語を目にした。
このスポーツにおける「政権」という言葉は、いつから使われ始めたのだろうか。
オレの記憶にあるのは「ブッフバルト政権」という単語だ。
ギド・ブッフバルト監督が浦和レッズの監督を務めていたのは2006年までなので、
たとえば「ブッフバルト政権の際は~」などという用法でその後のチーム評に使われたとしても、
少なくとも、おそらく2007年頃には使われていただろう。
もっとも、それは、オレが記憶している中で最も古いだけにすぎず、さらに以前から使われていた可能性もある。
これが読売や朝日、産経などの著名な新聞であれば、
データベースを使ってより古い用例を検索することも可能かもしれないが、
スポーツ紙の場合はそうしたデータベースはまずない。
そもそも、スポーツ紙でなく雑誌での用例が最初だった場合
(しかも、この「政権」という用例は、スポーツ関連の言い回しであるだけに、その可能性も高い)、もはや検索は不可能だ。
この「政権」という用例は、いったいいつから使われていたのだろう。
より古い用例を覚えている人がいたら、ぜひご教示願いたい。
【今日のまとめ】
我ながら、なぜこんなことが気になるのか。というわけで。
- 2016/04/25(月) 21:57:40|
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