今回の震災や、たとえばテロなどの事件があると、SNSに、
「心を痛めている」だとか、「しばらくツイートを控える」などと投稿する人がいる。
こうした事件で心が傷んだり、被害を受けた人を心配するというのは人として自然なことなので、
そこに異論はない(もちろん、まったく心が傷まなかったとしても異常だとは思わない)が、
そのことをわざわざ投稿する意味があるのだろうかと、オレは思ってしまう。
別に、黙って思いを馳せたり、ツイートを控えればいいと思うのだが、それでは何か問題があるのだろうか。
もしかすると、そう書いておかないと、
周囲から「こいつは震災について全く悲しんでいない薄情者だ」と思われるのかもしれない。
だが、そもそも他人が自分をどう見ているかは自分にとって関係のないことだし、
むしろ、そのような表層だけで他人を判断してくる人間と距離を置くことができるメリットを考えれば、
なおさら投稿しない方がいいように感じられる。
あるいは、単に、「自分は心を痛めている」というアピールなのだろうか。
別にそれはそれで構わない(それを卑下する気持ちも毛頭ない)が、
そうした発言を文章として投稿し、目に見える形で固定すれば、
それが視覚を通じて、より心に深いダメージを与えることになる。
それは無駄な消耗にほかならないので、そんなことはすべきでないとオレは思う。
【今日のまとめ】
サトノダイヤモンド無印についてはあえて触れない。というわけで。
- 2016/04/17(日) 22:33:45|
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