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Kindle Oasisという「本」



昨日、AmazonからKindleの新モデル「Kindle Oasis」が発表された。
PS4の実売価格よりも高いその強気の価格設定にも驚くが、
個人的に最も驚いたのは、左右非対称のデザインだ。

この手の携帯デバイスというのは左右対称の形をしているものが多い。
これまでのKindle端末もそうだし、iPhoneやiPad、その他のほとんどのスマートフォン、
ニンテンドー3DSやPS Vitaなどの携帯ゲーム機も、どれも左右対称だ
(ゲーム機のボタン配置は左右非対称だが、筐体そのものは左右対称だ)。

だから、Kindleの新機種も当然左右対称のデザインのものが出てくると思っていたが、
いざ現れたのは、ボタン類を片側に配置した、左右非対称のデザインだった。

これを見て、オレは、Kindleは「本」なのだなと思った。
本(印刷書籍)は、その構造上、左右のいずれかにページを綴じているから、必然的にデザインは左右非対称になる。
そうだとしたら、Kindle Oasisはタブレットや携帯デバイスではなく「本」なのだと考えれば、その一見奇妙なデザインにも納得がいく。



オレはKindle Paperwhite(旧モデル)を使っているが、Kindleの電子ペーパーで読む文章は、紛れもなく本のそれだ。
スマートフォンやPCの画面で文章を読むのとは違い、完全に「本を読んでいる」という感覚で、
そこに「紙に近い」とか「ほとんど紙だ」という間隙はない。あくまで本だ。

それなら、本なのだから、携帯デバイスの左右対称というフォーマットを踏襲する必要はない。
むしろ、本なのだから、左右非対称である方が自然なくらいだ。

実際にそうAmazonが考えたかどうかは分からないが、
オレは、このKindle Oasisのデザインは、Amazonによるそうした意思表示だと受け取ることにする。

かつて、聖職者でない一般市民にも文字が読めるようになり、宗教革命が起き、社会のシステムは変容した。
活版印刷が普及し、流通の活発化とあいまって、一般人の知識レベルは格段に向上した。

そして、現在では、一度Kindle端末を手に入れれば、
インターネット接続が可能な限り、山奥にいようと、離島にいようと、自由なタイミングで書籍が購入できる。
電子書籍はほとんどの場合印刷書籍より安価で、セール販売も頻繁に行われる。
概して、安売りされる物に良い物はないが、本は(音楽もそうだが)例外だ。
良い本を多く読めるようになれば、知識も経験値も増える。
そのことが、少なくとも悪い結果を招くことはないだろう。

携帯デバイスであることを脱却し、本になったKindle Oasis。
それがどう世に受け入れられるか楽しみだ。

【今日のまとめ】
せめて2万円台で。


というわけで。
  1. 2016/04/14(木) 23:55:21|
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