Amazonが大規模なタイムセールを開催している。
そのオフ率の高さから思わず手が出そうになった商品も多々あるが、
表示されているオフ率はあくまで定価からのものだ。
Amazonではタイムセールでない時も定価より安い価格で売っていることがほとんどなので、
かなり安いように見えても、よほどの目玉商品を除き、実際は普段の売価と大して変わらない
(商品によるが、幅が大きくてもせいぜい2000円前後だ)という場合が多い。
もともと欲しかった商品が安くなっていたのであればそれは嬉しいことだ。
だが、そうではなく、「安いから欲しい」という理由で欲しくなったものは、購入後に後悔することが多い。
そう断言できるのは、オレがそのような、安いから買ってしまったという経験が多いからだ。
「安物買いの銭失い」というほどひどい後悔ではないが、
もう少しお金を出して別のものを買ったほうがよかったと、毎回のように考える。
きっとこのタイムセールも、そういう消費者の心理を突いているのだろう。
あと数千円だけプラスすれば自分で好きな選択肢を決められるのに、
安いからという理由で買う場合は、あくまでその商品の価格ありきなので、選択肢がない。
それが面白い場合ももちろんあるが、先に述べた通り、たいていは後悔が残る
(もっとも、商品のカテゴリにもよる。食品や飲料などの場合は、消費できるから後悔は少ない。
これが電化製品や家具などだと、容易に捨てたり買い替えができないので後悔しやすい)。
他方、これも経験上言えることだが、買い物で満足したとき、
たいていは「もっと早く買えばよかった」という感情を抱く。
逆に言えば、そう思えた場合に良い買い物をしたということになるが、
セールで買ったものに対して「もっと早く買えばよかった」という感情を抱いたことはあまりない。
そう分かっていながら、それでもまたセールの度に色々と買ってしまうのだから、オレは飼いならされた消費者なのだろう。
【今日のまとめ】
ただし本や音楽は例外。というわけで。
- 2016/03/27(日) 20:52:28|
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