事故や事件があると、新聞やニュース番組などで加害者や被疑者の名前が報道される。
その名前が珍しい名字だと、気の毒だなと感じる。
それは、その人間が社会復帰したとき、その名字が珍しいと、
それだけで「過去に事件を起こした人間だ」と推知され、敬遠される可能性が高いからだ
(オレはそういう風潮が嫌いだが、そういう風潮があること自体は否定できない)。
もっとも、事件を起こしてニュースで報道される場合以外でも、単純に珍しい名前は記憶されやすい。
それを上手く利用してセルフブランディングに活かしている人間も多いだろう。
残念ながら、オレの名字や名前はまったく珍しくないどころか、あまりにも普遍的だ。
オレが名乗ったところで、オレの名前を一発で覚えてくれる人はなかなかいないだろう。
漢字まで同姓同名の人を何人も見たことがあるし、
響きが似ているというレベルになれば、そんな人はしょっちゅう見かける。
オレがネット上でも実名を使っている理由の一つにそれがある。
普通にしていればなかなか名前を覚えてもらうことが難しいから、
自分から積極的に実名を開示していくことで、無効に覚えてもらうのだ。
今のところそれは功を奏することが多く、
こちらから名乗らなくても、向こうがオレのフルネームを知ってくれているという場面に何度も当たっている。
名前を知られるのが嫌だという人も多いだろうし、その気持ちを理解できないことはないが、
オレは特に名前を知られて困ることはない。
また、それを理由にオレを不利益に取り扱ってくる人間や集団にはオレは関わりたくないが、
そういう人間や集団を未然に避けることができるという意味でも、実名での活動は役立っている。
また、何かを商業的にリリースする場合にペンネームなどを使ってしまうと、
後から別の主体と契約した場合に、当初と同じ名義で活動することができなくなる場合もある。
だが、本名で一貫して活動していれば、その心配はなくなる(本名を使わせないという会社はいないだろう)。
例外もあるが、名前というものは、基本的に一度付けられたものを変えることはできない。
それなら、徹底的にその名前を使っていこうというのが、オレの考えだ。
【今日のまとめ】
(鳩)は本名ではない。というわけで。
- 2016/03/24(木) 23:15:24|
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