FC2ブログ

怠惰と汗と現実と

キムラヤスヒロ(鳩)公式ブログ

中身よりも体裁が大事

ラジオやテレビ番組に多く出演していたある人物が経歴を詐称していたというニュースが、世間を賑わせている。
彼は海外の著名な大学や大学院を卒業・修了した世界的な経営コンサルタントだということになっていたが、
どうやらそれは虚偽であるらしい。

彼が番組で残すコメントには定評があった。
だが、その定評のうちのいくらかは、確実に、
「さすが、海外の著名な大学や大学院を出た経営コンサルタントの言うことには説得力がある」という印象に起因していただろう
(ただ、似たような経歴があっても話が下手で説得力のない人物はいくらでも存在するので、あくまで「いくらか」だ)。

彼は、顔も声もいい。
たとえ中身のあまりない当たり障りのないコメントでも、
それが著名な大学を出たかっこいい経営コンサルタントにより美声で語られれば、いいことを話しているように聞こえる。
それは「騙されている」わけではなく、人間の本能だから、恥じることではない。

「誰が言ったか」は、「何を言ったか」よりも圧倒的に重要なのだ。

それと似たことが、文章についても言える。

たとえば、このブログに書かれているようなくだらない妄言であっても、
それが縦書きの明朝体の活字で文字組みされ、書籍(印刷・電子を問わない)という形で出力されていれば、
同じ文章をPCのモニタで読むのに比べて、多少はいいことが書いてあるように見えるだろう。

一方で、たとえ内容の面白い著名な文学作品であっても、
それがPCのモニタ上に横書きの細いゴシック体で出力されれば、単なる冗長な文章に見える場合がある。

つまり、「何に書いてあるか」が「何が書いてあるか」よりも圧倒的に重要だということだ。

勘違いしないで欲しいが、それは「何が書いてあるかはどうでもいい」ということは意味しない
(「何を言ったか」についても同じだ)。
オレが言いたいのは、全く同じ文章がPCのモニタに横書きの細いゴシック体で書いてある場合と、
書籍に縦書きの明朝体の活字で書いてある場合では、確実に後者のほうが内容に深みがあるように感じられるということだ。

最近、Web小説というものが流行している。
オレはモニタで長文を読むのが苦手なのでそれらを読むことはないが、
その多くは、横書きで出力されているようだ。

印刷書籍(森博嗣がこの単語を使っていて、便利なのでお借りする)として出版するのは難しいとしても、
もしそれらが電子書籍として縦書きの明朝体で立派に文字組みされれば、
人気の作品は特に、より多くの人間に読まれることになるとオレは思うのだが、どうだろう。

【今日のまとめ】
KDPのカジュアル化を目指して。


というわけで。
  1. 2016/03/17(木) 20:39:29|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<モニタでは長文が読めない | ホーム | 「おにやんま」の冷ちくわ天とり天ぶっかけ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hatoblog.com/tb.php/1502-7fbf7c01
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

広告欄

ぜひクリックをお願いします

広告欄その2

ぜひこちらもクリックをお願いします

プロフィール

キムラヤスヒロ(鳩)

「主に、オレの望みと喜びで。」

DLミニアルバム「主に、オレの望みと喜びで。」6曲入り、600円(税込)~

インターネット土鳩に寄付する(1口10円、シングル「フリスク」付き)

当ブログやメールマガジン、その他活動を充実させるための投げ銭支援をお願いしています。 特典(一口から)として、シングル「フリスク」のmp3およびWAVファイルを差し上げます。 ※振込みでのご支援にも対応いたします。mail@kimurayasuhiro.comまでご連絡をお願いします。

メールマガジン「インターネット伝書鳩」

メルマガ購読・解除
キムラヤスヒロ(鳩)公式メールマガジン「インターネット伝書鳩」

読者購読規約
>> バックナンバー
powered by まぐまぐ!
 

インターネット土鳩のほしい物リスト

ご支援をお願いいたします

ほしくないと言えば嘘になる物リスト

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

インターネット土鳩にメールする

ご意見・ご質問などございましたらお気軽にメールください

名前:
メール:
件名:
本文: