最近、店内にコーヒー店が入居していて、買った本(場合によっては購入前の本も、だ)を読むことのできる書店をよく目にする。
オレにとってそれはとても信じられないことなのだが、
そうした書店が好評であるらしいのを見ると、オレは異端者のようだ。
買った本がコーヒーで汚れるなどというのは大した問題ではない。
だが、本は湿気に弱いし、紙だから匂いも吸いやすい。
そんな本が大量に置かれたスペースでコーヒーを淹れて売っているというのは、まるで本をいじめているようにしか思えない。
おそらく除湿などの対策はしているのだろうが、
コーヒー屋と同じスペースで本を売っているという光景自体がオレは嫌なので、オレはそうした書店には行かない。
さらに信じられないのは、同様のシステムを採用している図書館が存在することだ。
一定のペースでストックが入れ替わる書店と異なり、図書館は本の保存を目的とした施設だ。
図書館が飲食厳禁なのは単なるマナーの問題ではなく、本のダメージをできるだけ防ぐためだが、
そんな図書館でコーヒーを売っていて、しかも読書しながら飲めるというのだから閉口する。
民間資本が投入されたその類の図書館では蔵書の管理問題も取り沙汰されているが、
最も問題なのはそんなことではなく、コーヒー屋が館内を堂々と陣取っていることだ。
「飲食しながら読書をするのはマナーが良くない」というのは一般常識だとオレは思っていたが、
どうやらそうではないのかもしれない。
オレは無駄な怒りや憤りで消耗したくないので、そうした書店や図書館には行かないだけだ。
【今日のまとめ】
どうせスターバックスには行かないのだし。というわけで。
- 2016/02/28(日) 20:18:55|
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