オレはこのブログやメールマガジンを書くとき、ほとんどはパソコンを使ってキーボードで文字を入力する。
それは、キーボードを使って入力することで、オレは自分の思考を最もオリジナルに近い形で表現できるからだ。
オレだけがそうなのではないと思うが、
キーボードで文字を入力するのと、スマートフォンで文字を入力するのと、筆記具を使って手で文字を書くのとでは、
同じことを書こうとしていても、出来上がってくる文書がまるで違う。
最近はスマートフォンしか使っていないが、おそらくスマートフォンといわゆるガラケーでも違うだろう。
きっとボールペンと鉛筆、万年筆でも違ってくる。
文字を出力できる速度の違いがそれを分けているのかもしれない
(その結果、キーボードがオレにとって最も表現に向いている)と考えたこともあるが、
オレはタイピングがそれほど速くないので、
単純な速度でいえば、スマートフォンでフリック入力した方がキーボードよりも速い。
また、書いた文字を簡単に消せるという点ではキーボードもスマートフォンも同じだから、
その点も、オレの中でキーボードがスマートフォンに絶対的に優っている理由にはならない。
結局は、単に慣れているというだけのことなのかもしれない。
電車での移動中にスマートフォンでブログやメールマガジンを書くことができれば時間が節約できると思い、
何度か試してみたこともあるのだが、オレはそれで納得のいく文章を書けた経験はない。
真の理由が何であろうと、オレはキーボードでなければダメなのだ。
きっと、オレとは逆で、スマートフォンや筆記具でなければ書けないという人もいるのだろう。
文字を使いこなす動物は人間だけだが、その文字は道具がなければ書くことはできない。
道具によってその成果も変わってくることを考えると、まるで道具に文体や表現を操られているような気分にもなる。
だが、それもそれで悪いことではない。
【今日のまとめ】
手書きが一番良いという人間に対する憧れはある。というわけで。
- 2016/02/07(日) 20:00:00|
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