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怠惰と汗と現実と

キムラヤスヒロ(鳩)公式ブログ

「遅刻した」というネットへの書き込み

Twitterのタイムラインを見ているとよく散見されるのが、
「遅刻した」だとか、「(何かがあって)やばい」などというツイートだ。

オレは別にそのツイートに文句がある訳でもなければ、そうしたツイートをする人間が嫌いなわけでもない。
ただ、遅刻したりやばい時に、よくそのことをTwitterに書き込むことができるなと、皮肉でもなんでもなく感心するだけだ。

遅刻したときは、基本的に時間がない。
オレなら、「遅刻した」とツイートしている余裕があれば、その時間を使って急いで仕事や学校に向かいたい。
もちろん、電車などに乗っている最中は急ぐことができないが、
オレは、遅刻してしまった、あるいは遅刻してしまうという精神状態でスマートフォンを弄ることはできない。
それがなぜだか申し訳ないことのように思えてしまって、そんな気分にならないからだ。
だから、「遅刻した」とツイートできる人に感心する。

何かがあって、「やばい」とツイートできる人もそうだ。
そうした人のツイートの一覧を見ていると、まるで脳とスマートフォンが直結しているかのような印象を受ける。
自分の行動を逐一実況するのが習慣になっているのだ。
オレは、やばいときに「やばい」と書けるほど落ち付くことはできないので、彼らに対しても感心する。
彼らは、殺人の被害に遭ったときも「殺される」「いま血が出ていて、もうすぐ死ぬ」などとツイートをするのかもしれない。
それはひとつの才能で、皮肉でもなんでもなく凄いことだ。

オレは悲しいことや辛いことがあった時は何もせず寝入ってしまうので、
マイナスの感情を書き込むこともあまりない。
だから、悲しいとか辛いということをツイートできる人にも感心する。

「実況」そのものは匿名掲示板の台頭と時を同じくして存在していたが、
それは必ずしも書き手の感情を表すものではなかった。
匿名では、その書き込みと書き手の連関が希薄だったから、そもそも書き込みに感情を託そうという動機が弱かった。
人々のリアルタイムの感情の機微がここまでインターネットに反映されるようになったのは、Twitterの登場以後だろう。

一度書き込まれたその感情の機微は、削除しない限りネット上に残り続ける。
当たり前のことだが、人は、マイナスの言葉を目にすると感情が落ち込む。
それが、過去に自身が書いた言葉であれば、尚更のことだ。
Twitterの登場以後、そうした落ち込みの機会は確実に増加したと思われるが、
それが今後の社会にどんな影響を及ぼすのかは、まだわからない。

【今日のまとめ】
そういえば、チャットは長いことご無沙汰だ。

というわけで。
  1. 2016/01/19(火) 22:20:49|
  2. 日記
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