きょうから年賀状の受付が始まった。
オレはそれほど年賀状に積極的ではないが、毎年やり取りしている相手には、せっかくの機会だと思って出すようにしている。
今年は10枚ほど出すが、今から書き始めれば一日1,2枚のペースでも元日配達に間に合うので、ペースを守りたいところだ。
やはり、と言うべきか、SNSを見ていると「年賀状を出さない」という書き込みをいくつも見かけた。
勘違いしないで欲しいのだが、オレは、年賀状は出すべきだとか、出さないのは寂しいだとか、そんなことはまったく思っていない。
ただ、どうして「出さない」ということをわざわざ口に出すのかが気になるということだ。
「年賀状を出さない」という発言には、年賀状を出す行為に対する否定的な感情が必ず含まれる。
否定的な感情を持っていないなら、わざわざ「年賀状を出さない」と口にする必然性がないからだ。
年賀状を出すのを忘れていた人や、そもそも年賀状という風習にまったく興味がない人は、
年賀状に対して否定的な感情を持ってはいないが、そうした人は「年賀状を出さない」などとは言わない。
否定的な感情を口にすることは、精神的な消耗を招く。
否定的な感情を口にすることで、それに肯定的な感情を持っている人との対立が潜在化し、防衛本能が働く。
その防衛本能はコンピュータのバックグラウンドタスクのように常時働き続け、エネルギーを消費する。
それは不用意な消耗だ。
もう何度言っているかわからないが、今後、不用意な消耗をしている人間は生き残れない時代が到来する。
少なくとも、不用意な消耗が多い人間から先に淘汰されるのは間違いがないことだ。
そのためには、「消耗せずに済む事柄については消耗しない」と決意し、そう行動する以外にない。
だが、それを実行できている人間はそう多くはない。
【今日のまとめ】
「省エネ」とはまた違う。というわけで。
- 2015/12/15(火) 20:24:27|
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