新都心のMOVIXで「ハイ☆スピード!」を観た帰り、いつものように大宮まで歩き、
以前から気にはなりつつも入ったことのなかった東口の「門ぱち」に寄った。
元々、オレはラーメンよりもつけ麺の方が好きだ。
そのつけ麺も最近はそれほど頻繁に食べている訳ではないから、
麺類を食べたいと思った時は、必然的につけ麺が優先されてしまう。
そうなると、大宮でつけ麺となれば、うまさが約束されている「蕾」の二店舗に行くことになる。
そうした理由もあり、「門ぱち」に入る機会がこれまで訪れなかった。
しかし、つい最近、ラーメンを食べようとしていながら諸事情によって直前でまったく別の食事になったことがあって、
久々にラーメン欲がつけ麺欲に勝る機会が訪れた。
この「門ぱち」はつけ麺と中華そばの両看板を掲げているので、中華そばにも期待できそうだ。
そうした理由で、ようやく入ってみることになった。
14時頃の入店だったが店内はそれなりに混んでいて、すぐに座れはしたものの空席は少なかった。
岩海苔の塩そばも気になったが、今回は初めてなので基本の「門ぱちラーメン」を食べたい。
せっかくなので、具沢山の「特製門ぱちラーメン(中・大)」の食券を買った。
新都心から歩いて腹も空いていたので、並では少ないかと思って(中・大)にしたのだ。
中と大が同じ価格(並にプラス100円)なのだが、オレは貧乏性なのか、こういう時、少ない方を注文できたことがない。
せめて中がプラス100円、大がプラス150円などであれば、迷わず中を注文したのだが。
出来上がりは割と早く、7、8分も経たなかったと思う。
▲特製門ぱちラーメン(大)・950円。具はチャーシューに煮玉子、メンマとほぐし豚、三つ葉にナルト、海苔。
特製にふさわしい具沢山ぶりだ。

麺は太くコシのある丸太麺。
濃厚魚介のスープがよく絡むようにできている。
スープはとろみがあり濃厚ながら若干薄味に感じたのだが、
奥にあるほぐし豚が濃い目の味付けになっていて、それを混ぜながら食べると良い感じになった。
柚子の味が効いているのも良い。
若干スープが熱く感じたが、食べているうちに冷め、慣れていった。
麺量は大で300グラムだが、飽きは来ずちょうどいい量だ。
チャーシューは見た目はパサついているように見えるが案外柔らかく、スープに浸して食べるとちょうどいい。
煮玉子の半熟具合も良かった。
麺を食べた後はライスを頼んでおじやにする食べ方がおすすめだそうだが、
今回は大にしたこともあってやめておき、卓上の柚子七味を入れてスープを8割方飲んだ。
濃厚だが鬱陶しさはなく、三つ葉や柚子が効いているので品がある味に感じた。
毎回チャーシューをおまけしてくれるというスタンプカードを貰って店を出た。
普段オレは濃厚魚介系のつけ麺こそ食べるがラーメンは食べないので、物差しを持っている訳ではないが、
なかなか良い一杯なのではないかと思う。
ラーメン店の多い大宮で平日のこの時間に人が入っているのは、その味が支持されている証拠だろう。
これならつけ麺も期待できそうなので、今度はつけ麺を食べに入ってみたい。
【今日のまとめ】
東口も随分変わった。というわけで。
- 2015/12/07(月) 22:31:21|
- 麺
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