自分の出演するイベントに「行かないけれど頑張って」というコメントがイライラするから不要だ、
という旨の、とある人のツイートが話題になっていた。
確かに、そのようなコメントには何の意味もない。
おそらく、「行きはしないが、相手に対する影響力は保ちたい」という心境からそうしたコメントをするのだろうが、
そんな虫のいい人間が影響力を保てるはずがないし、
そもそも、そんなコメントをする時点で影響力はむしろマイナスに作用する。
しかし、そうした何の意味もないコメントにイライラする必要があるのだろうか、と思う。
少し前に、「唐揚げにレモンがかかるかどうかで消耗しているような人間はバカで、
そのような人間はこれからの社会で生き残れない」ということをどこかに書いたのだが、
信じがたいことに、唐揚げにレモンがかけられただけでイライラする人間は、冗談ではなくて本当に存在するらしい。
そんなことで苛立ちを覚えていて、よく胃に穴が開かないものだと思う。
「行かないけれど頑張って」というコメントにイライラすることは、唐揚げのレモンに比べればもう少し上等だが、
結局は似たようなことだ。
どうでもいい相手の反応に、いちいち苛立ちを覚える必要はない。
オレは、他人を信用や信頼はするが、他人に興味はないし、他人に期待することもない。
「興味がない」と言うと語弊があるかもしれないが、
要するに、他人がオレの行動に対してどんな反応をしてくるかは、オレには関係がないということだ。
褒められようが、批判されようが、オレはそれらを特別喜んだり、不快に思ったりはしない。
オレのすることは他人が何かをオレに言うまでもなく決まっていて、一喜一憂する必要が特にないからだ。
オレは、そのことを「7つの習慣」という本から学んだ。
正確には、学んだというよりも、以前から頭の中で考えていたことが間違いではなかったことを確認した。
一喜一憂しないということは、冷酷な人間になることではない。
単に、周囲の言うことにいちいち振り回されることがないというだけだ。
もしこのことを理解していないのであれば、「7つの習慣」を読んだ方がいい。
オレは、この本は遅くとも学生のうちに読むのがいいと思っている。
こうした考え方を知らないまま社会に出てしまうと、
いい歳をして内省的な自問自答のようなツイートを延々と垂れ流したり、
「世の中」「社会」といった抽象的な仮想敵と日々戦っているような、非生産的でつまらない大人になってしまう。
オレは、このブログを主にオレよりも若い人に向けて書いているし、
実際、読んでくれている人の多くは、26歳のオレよりも若い人たちだと推測している。
オレよりも歳上の人がこうした内容のブログを素直に読むことは、きっと難しいだろう。
もしあなたが唐揚げにレモンを勝手にかける人間にイライラしているのであれば、やはり「7つの習慣」を読んでほしいと思う。
【今日のまとめ】
マヨネーズはオレも少し怒る。というわけで。
- 2015/12/04(金) 23:13:04|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0