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キムラヤスヒロ(鳩)公式ブログ

炎上案件は「いちゃもん」なのか

インターネットでの「炎上案件」をいちいちモニタリングしていてはきりがないが、
昨日今日で目についただけでも、ある自治体のポスターに対する意見や、
あるアニメ作品に対する発言が「炎上案件」として話題になっていた。
オレはそれらの案件についてほとんど興味はないし、元の意見や発言を見てもいなければ、
今後見ることもないだろう。

ただ、こうした案件と、それについて騒ぐ人々を見ていて思うことがある。
それは、「炎上」の対象となっている意見や発言は、「いちゃもん」なのだろうか、ということだ。

「炎上案件」について反応したりコメントを寄せる人々は、
「炎上」の対象になった意見や発言に対し、
「そんなことを言ったら、これ(他の似た作品など)はどうなるんだ」「それを言ったらきりがない」
などというスタンスで応じていることが多いように見える。
そこには、「炎上」の対象となった意見や発言が、無理のある「いちゃもん」である、という前提がある。
ただの揚げ足取りではないか、と考えて、それらの意見や発言を徹底的に叩き、それが「炎上案件」となるのだ。

しかし、それらの意見や発言は、本当に「いちゃもん」なのだろうか。
オレは、そうではないと思っている。
もちろん「炎上マーケティング」というものも存在はするのだろうが、最近は勢いを失ってきていて、あまり目にしない。
オレは、「炎上」の対象となる意見や発言をしている人は、
「いちゃもん」などではなく、きっと大真面目にそうした意見や発言を発信しているのだろうと思う。

かつては、大真面目にそうした意見や発言をする人は、
「おかしい人」として無視されるだけで、反論されることもなかった。
SNSなどが主流でなかった時代には、そうした「おかしい人」のおかしさが、
その人物の外見や言動、それまでの行動などからはっきりと分かっていたからだ。
それは現実の社会に限らず、ネット上においても相当程度読み取れる文脈だった。

しかし、今は「拡散」によって、その「おかしい人」の意見や発言が、
外見や言動、それまでの行動という文脈から切り離されて、いきなり読み手の前に出現する。
「単品」で出現したその意見や発言は、「この発言者はおかしい」という前提を読み手に与えない。
読み手は、普通の人がこんな事を言っている、と認識する。
その結果、その意見や発言は、「いちゃもん」として扱われ、
空中戦のような反論が粗製濫造されて、「炎上案件」となる。

「炎上案件」に対する各々の感想や意見にはほとんど意味がない。
そもそもの発端が、「おかしい人」によって延べられた意味のない意見や発言だからだ。
そこにエネルギーを浪費することには当然何の意味もないのだが、
きっと近いうちにまた、新しい「炎上案件」がタイムラインを賑わすのだろう。

【今日のまとめ】
何回「炎上」と書いただろう。


というわけで。
  1. 2015/12/02(水) 18:53:31|
  2. 日記
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