昨日のエントリにも書いた知人へのギターの貸し渡しのため、大宮に行く用事があったので、
その知人と「蕾 煮干分家」に行った。
12時前の到着で空席がいくつかあり、並んで座れた。
この前は濃厚魚介つけ麺を食べたが、食べてみてあらためて「ここではやっぱり煮干だな」と思ったので、
今回は迷わず「本日の煮干つけ麺」を注文。
ロットの合間だったのか、いつもよりも少し長く10分以上は待った気がする。
▲本日の煮干つけ麺・大盛。850円。
麺は極太の多加水麺。
サッと浸けただけで、濃厚なつけ汁にしっかり絡んでくる。
大盛で300gとのことだが、太麺かつ硬めに茹でてあることもあってか数字以上のボリューム感がある。
小食の人は並盛(200g)でも良いかもしれない。

つけ汁は魚介ベースのものにイワシの煮干がしっかり効いたもの。
一歩間違えればえぐみや苦味すら感じるギリギリのラインまでたっぷり煮干が入っているのだが、
食べていて鬱陶しさをまったく感じない。
魚があまり得意でないオレでさえそうなのだから、絶妙だ。
濃厚でガッツリしているのだが、それでいて案外しつこさは少なく、
この手のつけ麺にありがちな「途中で飽きる」感覚があまりない。
相当な実力と研究がなければこういうつけ麺は出せない。
東口の「蕾 本家」や北大宮の「狼煙」を含め、こういう店が周囲にあっては、
濃厚魚介系が人気だからとりあえず、という生半可な気持ちで出店してくる店はとても太刀打ちできないだろう。
ここ大宮にはチェーンのつけ麺店はほとんど見られないが、それはそうした理由だと思う。
30分少しで出てこれる大宮の、それも駅から歩いて数分の所でこんなつけ麺を食べることができるのは幸せだ。
【今日のまとめ】
今日も中華そばを食べようと思えなかった。というわけで。
- 2015/12/01(火) 23:41:57|
- 麺
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0