公共のスペースで行われるイベントなどで、イベント参加者でない一般の人が、
「ちょっとすみません」と、行列を横切るという光景がよくある。
オレは行列に並んでいるとき、ちょうど自分の目の前を横切られることがなぜか多い。
初めは単に自意識過剰なだけかもしれないと思ったが、あまりにも多い。
かつて、友人と一緒に行列に並んでいるときに、この「オレは目の前を横切られることが多い」という話をしたのだが、
まさにその直後に横切られ、友人に笑われたこともある。
オレが行列で他の人と比べて前の人との感覚を大きく空けているというわけでもない。
パーソナルスペースはそれなりに取る方ではあるが、行列の時はそこまで気にしないし、もっと大きく空けている人も大勢いる。
そうすると、オレは「こいつの前なら横切りやすそうだ」と舐められているのかもしれない。
オレは駅で話し掛けられることも多い。
ホームでは「この電車は◯◯の駅に停まりますか」と月に一回は聞かれる(もっとも、これが「多い」のかは分からないが)。
券売機で隣の老人に切符の買い方やチャージの仕方を聞かれるのも日常茶飯事だ。
外国人に英語で尋ねられることもある。
新橋駅で「trainはどこだ?」と聞かれた。
ここがまさにそうだ、と答えると、「いやそのtrainではない」と言われ混乱した。
結局その「train」はSL広場のことだった。
他にも、券売機ではそれなりにある「何度入れても戻ってくる硬貨」について、「これは偽造硬貨か?」と聞かれ、
英語でどうやって説明すればいいのかと四苦八苦したこともある。
これらも、「こいつなら話し掛けても大丈夫そうだ」とオレが思われているということなのかもしれない。
奇怪な人間の前を横切ったり話し掛けたりはしないだろうから、距離を置かれるのに比べればましなのかもしれないが、
やはり舐められているような気がして、もう少し威厳ある立ち振舞いをしたいと思うのだが、それでもやはり横切られる。
【今日のまとめ】
二郎でも横切られる。というわけで。
- 2015/11/25(水) 00:30:40|
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