オレはここ数年、風邪を引くと咳が長引くことが多い。
初めは喉の痛みや鼻水の症状が出て、その後咳だけが二週間かそれ以上続くというものだ。
今回は喉の痛みはなかったが、症状はやはり似通っている。
こじらせるのも面倒だし、咳が酷いと会話もままならないので、
その度に内科で診てもらっている。
気管支喘息のような症状なので、ここ最近は吸入ステロイド剤を処方されることが多かったが、
本当に効いているか疑問とのことで、今回は、初回の頃にも処方された漢方薬と、もう一種類の漢方薬を処方された。
咳といえばリン酸コデインなどの薬を思い浮かべるが、ここの内科で処方されたことはない。
コデインは中毒性があると聞くし、実際にオレの友人の一人はかつてコデインを乱用していたので、
そういう薬はできるだけ処方しない方針なのかもしれない。
今回処方された漢方は「麦門冬湯」と「五虎湯」の二種類だ。
前者は顆粒で、後者は錠剤になっている。
これを三食前に服用する。
すると、完全に止まるとまではいかないが、咳が鎮まるのだ。
オレはどうしても、西洋医学の化学薬品と違って、漢方は「おまじない」のようなものだとイメージしてしまう。
西洋医学が数学なら、漢方は国語とか社会という感じだ。
しかし、実際に効いているのを実感すると、おまじないとは言えなくなる。
考えてみれば、昔の東洋の人間はそれで実際に治療を果たしていたのだから、確かに効能はあるのだろう。
基本的に咳止めは咳を鎮めるだけで、それ自体が咳を治療するものではないが、
咳を鎮めることで気管支や肺のダメージが減り、それが悪化を防ぐので、有用性は高い。
今回処方された漢方はあと数日分残っているので、切れるまでに少し良くなってくれるとありがたい。
【今日のまとめ】
バスクリン以外でも活躍するツムラ。というわけで。
- 2015/11/10(火) 22:59:22|
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