オレは歯と目と爪の定期的なメンテナンスを怠らないようにしている。
身体のこの三つの部分は、不意に損傷した場合に痛みで大きく集中力を削ぐ原因になり、かつ鍛えることもできない。
だが、その割に、事前のメンテナンスをすることで不意の損傷のリスクを大きく減らすことができる。
喉や股間という急所は、これらと同じく損傷すれば大きく集中力を削ぐが、事前のメンテナンスはできない。
対処できないものに意識を向けても仕方がないから、オレはこの三つにだけ気を付けている。
まず歯だが、オレは歯並びが悪いので歯を磨きにくい箇所があり、虫歯になりやすい。
実際、昔はよく虫歯になったし、銀で被せ物をしている歯もある。
虫歯になれば鈍い痛みが不規則に襲ってくることになるが、
そんな痛みが、試験中や文章を書いている時に現れればとても集中はできない。
それもあって、半年に一度歯医者に行き、歯科衛生士に歯の状態をチェックしてもらっている。
本当は三ヶ月に一度行くのが良いそうだが、今のペースでここ4、5年ほど通っていて、特に虫歯はない。
また、歯の写真を撮ってもらい、歯垢が残っている箇所なども教えてくれるので
その箇所を注意して磨くようになり、虫歯の予防にもなる。
また、歯のクリーニングもしてもらえる。
オレはコーヒーをよく飲むので、毎日歯磨きをしていても、落としきれない汚れがどうしても蓄積してしまう。
歯科衛生士によるクリーニングは専用の器具を使ったもので、自分では落とせない汚れも綺麗になる。
見た目も良くなり気分がいい。
保険も効いて3000円程度で受けられるのだから、リスク管理として行かない手はない。
次に目だ。
以前に書いた気もするが、オレはかつて網膜剥離になり右目の手術をした。
手術からもう7年以上が経つが、
それ以降、経過観察として、一昨年頃までは半年に一度、いまは年に一度、手術をした病院で診察を受けている。
両目ともに眼底検査をしてもらっているが、今のところ異常はない。
歯と違い普通の人はこんな検査に通う必要はないだろうが、
オレの場合は網膜剥離の再発のリスクもある。
気付かずに放置すれば、試験中や運転中に突然視界がぼやけたり失明する可能性もあるのだから、
これも必要なリスク管理だ。
最後に爪だが、これは自分でできるので最も安上がりだ。
オレは三日に一度爪を切っている。
オレは爪の長い男が不潔な感じがして大嫌いで、そうした連中と一緒にされたくないというのもあるが
爪が長いと、不意に何かに爪を引っ掛けることで爪を剥ぐ大怪我をする可能性がある。
爪剥ぎは拷問にも使われるほどで、その痛みと、剥いでしまった後も続くであろう痛みは計り知れない。
爪を短くしておくことでそのリスクは限りなく低減できる。
また、ギターを弾く上でも欠かせないことだ。
爪切りを持ち歩いていないギタリストはクズだと、オレは昔、高校時代のクラスメイトだったギタリストから教わった。
歯と目と爪。
このメンテナンスの成果は、間接的にこのブログにも現れている。
【今日のまとめ】
親知らずは四本とも抜いていない。というわけで。
- 2015/10/20(火) 20:09:09|
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