過去の恋愛に未練を持つことは良からぬことだ、という風潮があるが
本当にそうだろうかと毎度のように考える。
少なくとも、オレはそう思っていない。
オレは、これまで付き合った女性や、好きだった女性のほとんど全員に対して未練がある。
こう書くとオレだけが異常な人間のようだが
きっと、男のほとんどはそうだろう。
オレは、未練の残らない恋愛など時間の無駄だと思っている。
終わってみて、ああそうですか、と割り切り、その後は思い出すこともないような恋愛は
人生の糧にはならない。
あの時ああしていれば違ったんじゃないだろうか、と毎晩寝る前に思うような恋愛の方が
確実に人生に影響を与えるはずだ。
そう思えない恋愛なら、ギャルゲーをプレイしていた方が有益だ。
勘違いしないで欲しいが、オレは別に、
「自分がいつまでも過去の恋愛を引きずり、新しい恋愛と向き合えない人間だ」と言っているのではない。
オレは今恋愛をしていないが、
誰かと恋愛している時には、それまでに付き合った女性のことを思い出したり
目の前の女性に過去の女性を重ね合わせることはない。
過去の恋愛に対する未練は、進行中の恋愛における教訓としては生きるが
そこに過去の女性との比較という要素は含まれない。
そして、その女性と別れた時には、その女性との恋愛における経験を含めた未練が
データベース的に蓄積される。
それに、未練とは言っても、オレは過去に付き合った女性とよりを戻したいとは全く思わない。
「ああしていれば違ったかもしれない」という思いが、先に触れたように「教訓」になることはあっても
それが「もう一度あなたと付き合えば今度はうまくやれる」という気持ちに向かうことはない。
男の中には、別れた女性に対し、未練どころか憎悪の感情を抱く人間もいるようだが
オレにはそれが信じられない。
自分が一度でも好きになった女性を憎むという行為は、自己否定に等しいと思うのだが、どうだろうか。
少なくともそれは美しいものではない。
オレにとって、「このオレが好きになった女性」という存在は、非常に尊い。
それを憎む行為は精神的な自殺だ。
もっとも、ここまで思うのは、オレが人一倍自己愛の強い人間だからかもしれないが。
何が言いたいのかよくわからなくなってしまった。
要するに、終わった後に何も残らない恋愛など、
時間と金と精子の無駄だということだ。
【今日のまとめ】
これを「重い」などと言ってくる人間がいるから分からない。というわけで。
- 2015/10/05(月) 20:14:24|
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