夏の青春18きっぷが何だかんだで余ってしまったので
肉の鮮度にこだわり静岡県内でしか展開していない
静岡県民以外には幻のハンバーグレストラン「
さわやか」に行ってみることにした。
今回は、一番駅からの徒歩アクセスが良さそうな新静岡セノバ店へ。
上野東京ラインで乗り換えなしで熱海まで行き
そこから東海道線をさらに乗り継ぎ静岡へ。
約4時間ほどで到着。
静岡駅から7,8分ほど歩いて新静岡セノバへ。
静岡鉄道の新静岡駅と直結しているようだ。
さわやかが入っている5Fのレストラン街へ行くと、まだ11時台だというのに既に行列ができている。
明らかに、レストラン街の他の店舗に比べて人数が多い。
順番待ちの表に名前を書き、店員にどのくらいかかるのか聞くと「約1時間半」。
二郎でもあるまいし、普通なら帰ってしまうところだが、
ここに来るためだけに静岡まで来ておいて諦めるわけにはいかない。
肉の焼ける香ばしい香りに空腹を刺激されながら
寒いくらいに冷房の効いた店内で1時間ほど待ったところで、やっと名前を呼ばれる。
途中で飛ばされた(呼ばれた際にその場にいなかった)人がいたおかげで多少早まったようだ。
看板メニューらしい「げんこつハンバーグ」のランチセットを注文した。
パンとライスが選べたのでライスでお願いする。
ハンバーグのソースはオニオンとデミグラスが選べ、今回はデミグラスを選択。
肉の焼き具合も指定できるようだが、「中が赤いのが一番おいしい」と言われたのでその状態に。
注文するとまず野菜スープが出てくるので、それを飲んで待つ。
平凡なコンソメの野菜スープだが、野菜がたっぷり入っていてうれしい。
そして、それほど待たずにメインのハンバーグが登場。
運ばれてくる状態では一個の大きな塊だが、スタッフが目の前で半分に切り、ソースをかけてくれる。
切った瞬間に肉汁が出るのだろう、一気に鉄板からジュワ~っという快音が響く。
煙が出なくなってからいただくことになる。
▲げんこつハンバーグランチセット・1166円。
中身はこの通り赤い。
よく焼けた表面と、このミディアムレア状態の中心の食感のコントラストが実にいい感じ。
ハンバーグじゃなくてステーキなのでは、というくらいの肉汁が口に広がる。
静岡県外に展開しない理由が「毎日新鮮なハンバーグを店に直送しているから」だというのが紛れもない事実だとわかる
新鮮な肉ならではの味だ。
デミグラスソースの甘みが肉の旨味をひきたて、付け合せの野菜やライスもどんどん進む。
最後まで冷めることなく、かといって熱すぎて火傷することもなく、おいしい状態のまま完食。
静岡県民、のぞみが通過するのをいいことに、こっそり隠れてこんなにうまいハンバーグを食べているのか!許せん!
冗談はさておき、4時間かけて来た甲斐のある一食だった。
帰りも4時間かけて…と言いたいところだが
諸事情により、18きっぷを一時放棄し、ひかりで東京へと戻ることに。
それについては後日。
【今日のまとめ】
静岡、めっちゃ都会だった。というわけで。
- 2015/08/29(土) 22:03:10|
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