◎キズナ→7着
◯ラストインパクト→4着
▲フェイムゲーム→
2着△ゴールドシップ→
1着△カレンミロティック→
3着☆ウインバリアシオン→12着
△1-▲-△2で決まったが、キズナ-ラストインパクト2頭軸でしか買えていないので馬券的には失敗。
予想と実際の買い目の問題は常に付きまとう。
勝ったゴールドシップは「らしい」競馬だったが、他の馬が同じことをやろうと思えば不可能なレース運び。
もはや、馬場がどうとか展開がどうとかを超越していた。
ゲート前で暴れたことで奇数番の中では最後入りになり、ゲート内で待たされる時間が短く済んだのは好材料だったのだろう。
向正面での進出時に先頭まで取り付けなかったのは鈍足ゆえか作戦かは分からないが
最終的には他の馬が潰れてくれる結果となって見事1着。
他の先行馬からすれば最悪の展開だったかもしれない。
そのような破天荒な走りを警戒しての△ではあったが
想像以上の破天荒ぶりであった。
2着フェイムゲームは、ゴールドシップが作り出したスタミナ勝負の展開である種漁夫の利的な脚を繰り出した。
予想においては「長距離馬だが中距離でもやれるので、むしろ中距離馬有利な天皇賞では買い」というスタンスで▲を付けたが
むしろステイヤーとしてのこの馬の特性が活きた形になった。
まくったゴールドシップ、差したフェイムゲームに続く3着となったのは
この2頭とは対照的に、スタートから終始前目につけたカレンミロティック。
内枠、騙馬ならではの持久力とこの馬自身の先行力を活かした蛯名の好騎乗だった。
対照的に、今後に影を落とす負け方をしたのはキズナ。
いつもの後方待機自体は、勝ったゴールドシップと同じ位置であり、ペース的問題はなかった。
4角での外からの進出も手応えは良く見え、勝ちはないまでも馬券には食い込んでくるかと思わせたが
その後はあまり伸びず7着。
実際の敗因がどうかは分からないが、止まり方からして距離が原因と思われ
昨年と正反対のスタミナ勝負の決着となっては厳しい。
オーナー主導のローテーションであるため「敗因は距離」と騎手や調教師が言うことはないだろうが
(そう言ってしまえば、合わない距離のレースを選択したオーナーに対する批判となってしまう)、
ある程度敗因ははっきりしているので、惨敗とはいえさほど後ろ暗いものではないと思われる。
牝馬、4歳馬を全て切ったことは結果的に正解だった。
この路線の4歳馬は、今後急成長を遂げる晩成馬が登場しない限り
引き続き厳しい結果になるだろう。
ゴールドシップが勝つレースはこれまで全部見ていて楽しかったが
今回もその例に漏れず、ゲート入りからゴールまで完全なゴールドシップ劇場であった。
適正距離に戻るキズナとの宝塚記念での再対決が楽しみである。
【今日のまとめ】
買い目問題さえ解決できれば…というわけで。
- 2015/05/04(月) 22:05:29|
- 競馬
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0