

昨年は急なにわか雨による土砂降りだったが、今年は朝からずっと雨。
それまでは20数年間ずっと雨が降っていなかったというが。
しかし警察を動員しての誘導はしっかりしていて、傘を持った人で境内がごった返さないよう
例年と違って入場規制が敷かれていた。
おかげで入るのが大変だったが、事故などはなく無事に終われたようだ。
▲舟神輿。
▲エリザベス神輿。
▲かなまら大神輿。面掛行列の時だけ一時的に傘がいらないほどに雨脚が弱まり、かなまら様のパワーを感じた。
去年も神輿が入って来た時だけ、土砂降りの中の晴れ間が覗いたのだった。
ネット上の情報だとかなまら祭に卑猥なイメージを持つ人も多いが
この面掛行列を見れば、そんな祭ではないということがすぐ分かる。

その後の境内では奉納演芸や大根削りが行われる。
削った大根は競り売りの形で参拝者に頒布される。金額は割と自由で、351円という半端な価格で落札されたものもあった。
司会のおばさんの話によると、かなまら様の魂が入って「大根」が「男根様」になるのだという。
▲新堂エル先生の絵馬。境内の絵馬はやはり子孫繁栄や子宝を祈るものが多いが
成人向け漫画家の人によるイラストが描かれた絵馬や、性産業関連の人のものも多かった。
本人にとっては真面目な願いであっても、その内容ゆえに他の神社では書きにくいというものもあろうが
ここにはそれを(もちろん公序良俗の範囲で)許してくれる精神的風土がある。

去年は突然の雨により中止になってしまった野外でのバンド演奏だったが
今年はしっかり対策されていて、併設された幼稚園の建物を借りてのステージライブに。
毎年楽しみにしている親子バンド「Tsuji zoo」も今年は無事演奏できて
かつてない盛り上がりを見せていた。
最後、時間切れにより音出しができなくなってしまったのだが
お父さんが最後にギター弾き語りでワンコーラスだけ「stand by me」を強行演奏してくれ、大盛り上がりで終幕。
この曲は毎年締めにやっていて
雨で中止になった去年も、特別にこの曲だけを最後にやってくれたのだった。
これを聴かないと帰れない!と思っていただけに、うれしい計らいだった。
今年は雨なので行くのを一時はためらったが
毎年言っている祭に、大した理由もないのに行かないというのも縁起が悪いと思い行った今年のかなまら祭。
結果的に大満足であった。
【今日のまとめ】
来年はぜひ晴れで。というわけで。
- 2015/04/06(月) 23:09:49|
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