
4/10までの青春18きっぷが余っており
天気が良いのも今日までという話だったので、思い立って始発で小淵沢まで行ってきた。
目当ては当然「高原野菜とカツの弁当」。
▲「高原野菜とカツの弁当」。950円。有名駅弁といえばデパートの駅弁大会やエキナカの駅弁専門店で気軽に買えるものだが
この「高原野菜とカツの弁当」は基本的に小淵沢駅でしか販売していない。
基本的にというのは予約注文ができるからだが
その場合でも製造元の丸政が出店している駅か店舗に直接出向くしかないので
事実上、山梨以外の人間がこれを食べるには小淵沢に来るしかない。
これは別に作り手が頑固だとかそういうことではない。
中身を見れば分かる。

そう、新鮮な生野菜がたっぷり入っているのだ。
普通、駅弁は衛生管理が厳しいため生野菜は滅多に使われない。
そのタブーに果敢に挑戦しているからこそ、輸送などで野菜が傷むのを防ぐため
小淵沢駅のみでの販売に絞っているのだ。

野菜はレタス・トマトをはじめ、山ごぼう、セロリ、カリフラワー、キュウリ、しめじなど
もはやサラダ状態。
ドレッシングと塩が付いているので、普通にドレッシングをかけるも良し、
塩で食べて素材の味を楽しむも良し。
いずれにしても「これ本当に弁当か?」と思ってしまうシャキシャキの野菜だ。

そしてチキンカツはボリュームたっぷりのものが3枚。
駅弁なので当然冷めているのだが、それでもサクサク感は健在で
チキンの柔らかさと共に最高のコンビネーションを生み出す。
冷めていてこんなにうまいカツはなかなかお目にかかれない。
こちらもソースとマスタードが付いており、両方かけてもどちらかだけでも楽しめる。
「この弁当のためだけに片道5時間かけて来た」と言えば馬鹿だと思われるかもしれないが
こんなうまい駅弁を食べられるのだから、どう思われようが構わないという気持ちである。
そう簡単には再訪できないけれど、いずれまた来よう。
【今日のまとめ】
信玄餅も買った。というわけで。
- 2015/04/02(木) 22:22:17|
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