2014年度JRA賞競走馬部門 記者投票集計結果|JRA
去年のJRA年度代表馬が発表された。
今年はとうとうJRAのGIを年内に2勝以上する馬が現れず
有馬でもしGI未勝利の馬が勝ったらどうなるのか、と騒がれていたが
3月に海外ドバイでGIを勝っているジェンティルドンナが、同じくドバイ・国内で今年GIを1勝ずつしているジャスタウェイを下し
一応納得のいく形で年度代表馬の座についた。
エピファネイアが1票、「該当馬なし」に2票入ったほかはジェンティルドンナとジャスタウェイの争いで
最終的には論争が巻き起こりにくい形で収束したのは喜ばしい。
その他の賞もおよそ順当。
2歳GI馬は牡牝とも満票で最優秀2歳馬を獲得したし
その他の受賞馬もほとんどの競馬ファンが納得する顔ぶれになったと思われる。
さて、JRA賞といえば、ほとんど毎年恒例の「なぜこの馬に?」という票。
今年はこれ。

最優秀短距離馬に
コパノリッキー2票。
年内はダートしか走っておらず、それも1600m以上(1600mは2戦、JRAは1戦のみ)しか走っていないコパノリッキーになぜ…
コパノリッキーに入れた2人の記者は最優秀ダートホースではホッコータルマエに投票しているので、
「交流含めGI(JpnI)を2勝したコパノリッキーが無冠となるのは忍びないと思い、あえて最優秀短距離馬に投票した」という可能性もあるが
それにしたって、1200mの芝GIを勝利している馬が他にいる中で、
マイルGI、それもダートしか勝っていない馬に入れるというのはどうにも解せない
(何せ芝マイルの安田記念を勝ったジャスタウェイですら32票しか入っていないのだから)。
真意は投票した2人に聞く以外にないが、
これは「
コパノリチャードと間違えた」と考えるのが妥当だろう。
過去には、ビリーヴが牡馬であると勘違いした記者が
牡馬相手にGIを制したビリーヴに最優秀4歳以上牝馬の票を投じず、受賞を逃したというエピソードもある
(もっとも、これは本当にそれが理由かは分からないが)。
人間間違える生き物だが、せっかくJRA賞の投票権を持っているのだから
最低限の確認をした上で投票に臨んでほしいものである。
【今日のまとめ】
とはいえ全体的にまとも。というわけで。
- 2015/01/06(火) 21:11:50|
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